InvertedAngelを遊んだ
手慰みに文章を書きたくなったので書くシリーズ。
含むネタバレ、未プレイであればご注意を。
なんのことはなくインターネットで情報を得たからゲームをプレイするミーハーなオタクの行動ですわね。
ゲーム概要
”あなた”が帰宅して部屋でくつろいでいると鳴るインターホン。
カメラの前には見覚えのない女性が立っており……。
彼女はストーカー?彼女?それとも。
雑感想 含ネタバレ
いいゲームでした。文章がおいしい。絵がおいしい。演出がおいしい。
関係性を考察すると溜まっていくボトルの液体によって分岐する結末。
ハッピーエンド重点患者なのに猜疑心が強いというプレイスタイルの所為で関係性『知り合い』からの"Chocolate Hideout"ルート一直線、他のルートへの到達で容易だったのは『恋人』からの"Higher Girl Pudding"ルート。
ルート毎に関係性がガラッと変わったり変わってなかったりするのが関連があるのかないのかでミスリード誘われてるのが良かった。
煮込みバームクーヘンとかジャンバラヤ博物館とかゲーム内単語が調べられるのが文字ジャンキーとしてはうれしみが強い。フレーバーテキストってもんはあればあるほどいいですからね。
一般単語っぽいやつとそうじゃないやつが分かりづらかったからゲーム内単語には文字色とかつけてくれると「おっこれは調べたほうがいいやつなんかな」みたいな気づきがあるのかな?とは。
AI?に入力文字列と作者が用意してくれている選択肢文言との比較をして近しいものを出してくれるみたいだけどこれがまぁまぁ難易度が高い。
前半のルート確定前入力はまだわかりやすいことが多いけどそれでもルートによっては難しく、後半のタイマン推理パート(学級裁判パート)は分かりやすいのとわかりづらいのが極端。答えから知ってれば「あーなるほどね」とはなるもののここで詰まったりなどした。
”Invalid Angel”のフラグを踏むと一部選択肢が消滅してしまうのが第四の壁突破系のギミックでウフフいいわねと興奮した。
ノベルゲームでテキストの登場速度と読書速度が一切と言っていいほどかみ合わないから設定できる場合はページ端まで一括表示にしてしまうのだけれど、このゲームの場合は文字の表示はデフォルトの方がゲーム体験的によかったなと思ってしまった。要所の演出で一番おいしい食べ方ができなかったのは反省。
個人的な難点を言うなら画面エフェクトが強くかかるところで文字まで荒ぶってるのがちと読みづらさある。
ルートによって俺くんの性格がカスからゴミからお人よしから度を越えたお人よしまでいろいろあり十人十色 お前だけの俺を見つけろ!
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