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【サプリメント】テアニン(L-テアニン)


肯定的な研究

01. Baba et al., 2021. J Med Food

  • 研究デザイン

    • 二重盲検無作為化プラセボ対照試験

  • 被験者

    • 50〜69歳の、認知機能に問題が無い(MMSE24点以上)の日本人男女。

  • 投与量

    • 約100 mg/日のテアニン含有食品またはプラセボを、1日1回、12週間摂取。

  • 評価方法

    • 認知機能検査はCognitraxを用いた。評価は、介入前、l-テアニン単回投与後、12週間の定期摂取後に行われた。

  • 結果

    • l-テアニンの単回投与は、注意課題(ストループテスト、パート1)の反応時間を短縮し、ワーキングメモリー課題(4パート連続パフォーマンステスト、パート4)の正解数を増加させ、省略ミスを減少させた。

    • ただし、12週間の継続摂取後の評価では、有意な結果は認めなかった。

  • 結論

    • l-テアニンは注意力の向上に寄与し、その結果、ワーキングメモリと実行機能を高める可能性が示唆された。



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