店販が苦手

私は商品販売が〈業界的に言うと店販〉苦手
総顧客が多いので店的には1番売れているが
顧客の購入比率で言うと 5パーぐらいなので
う売れていない方である

なぜ売れていないかの理由は明白で、全然勧めていないから


<商品説明は押し売りしているつもりはない>
 
「美容室でシャンプー押し売りされた」というのはチラホラ聞く話だが
美容師側の人間からすると、おそらく押し売りしているつもりはないはず

営業で一番大事なのはお客様にまた来てもらうことで
押し売りなんてもってのほか
そもそも商品を売った見返りなんて、たかが知れている

美容師は本当にいいものを紹介しているつもりで商品紹介をしている
たしかにいい商品なんだけどね

<美容師との価値観のズレ>

美容師はほぼ全員と言ってもいいくらい普段からサロン専売商品を愛用している
店のシャンプーを使うのが当たり前的な風潮 

毎回の固定費になっているので、
サロンシャンプーが高いっていう感覚がなくなる
どっちかというと市販シャンプーが安いシャンプーになっている

市販のほうが圧倒的に使用率が高いことから《普通の》シャンプーは市販製品だが
美容師はそれが逆転している 
なのでこんなにいいのありますって紹介しても、高い商品勧められたととらえられてしまう

<美容室へ行っているのは>

ほとんどの人が美容室にカットかカラーかパーマなど、なにかしらの施術をしに行っており
シャンプーが欲しくて行く人は少数派 いても行ったついでに買って帰るレベル

そう思い始めて私は商品を勧めるのをやめてしまった
買う買わないの選択権を持っているのはお客様なのに
どういった商品があるのかを聞かれないと説明しない私も、それはそれで問題ではあるので 
ちょうどいいところを模索中ではあるが、ちょうどいいが中々難しい

<現実性は低いが私の理想>

一つだけ思いつくのは、かなり現実性の低い話ではあるが
美容室と商品販売を別の店にしたい 
厳密に言えば美容室での販売はスタイリング剤のみ
最後にセットした髪型はこのスタイリング剤はこれを使いましたっていうのは必要だと思う

商品販売専門店へ来る人は商品を買いに来ているのだから押し売りにはならない
サロン品が高いのは大体の人が知っているし

問題なのは美容室に商品を買いに来ていないお客様に商品を勧めることである

ただ世間的には少数派になるサロン専売品の使用者をターゲット層にしたビジネスは
中々成立することは難しい そもそも他の美容室では販売しているし


<最後に私の店販の立ち位置>

どんなお店でもお客様が帰るとき「有難うございました」の掛け声がある
料金をいただいているので当然である 本当に有難いことながら
お客様からも有難うと言ってもらえる 

そしてごくたまにチップを頂くことがある

私の解釈ではお客様の有難うが料金を上回った時、
目に見える形としてお金にしてもらっているという解釈

チップをもらった時はそのチップで商品を買ったことにして商品を渡したくなる
商品を買えるくらいのチップはもらうことがほぼないのでしないのだが

商品は
今日の仕上がりがすごく気に入ったって時
ごくたまにでいいので
チップの代わりに商品でくらいが 私的には丁度いいのである

<まとめ>

・美容師とお客様ではサロン品に対する価値観が違う

・そもそも美容室にシャンプーを買いに行く人は少ない

・美容室と商品専門店を分ければいいが経営上難しい

・チップ代わりに商品が私は嬉しい

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