修行期間

4月は年度初めであり

今月から多くの未来ある若者達が

美容師としての人生を歩もうとしている

美容師としてまず初めに待ち受けているのが修行期間である


今回の話は結論から言うと


修行期間は長すぎるので、さっさとクリアしてしまおうという話である

なお経営の話は抜きであくまこれから修行する者の目線である


<修行期間とは>


まず初めに修行期間とはだが

新人の頃から美容室ではお客様に入客できるまでで

アシスタントと呼ばれるこのアシスタントと呼ばれる期間が長い

私の周りでは早い者で2年、遅い者で7年

早い人でも2年もかかっているのだ


<アシスタントの違い>


アシスタントは入客ができるレベルになるまで

スタイリストのアシストをする

具体例を挙げるとシャンプーやカラー塗布

その他カット以外の業務をするである

お給料を頂きながら学べる状況になる

ちなみに余談ではあるが

私は「お給料を頂きながら学べる」という言葉は嫌いである

大した事を学べた試しがなく、いいように言っているようにしか聞こえないからだ


<カラー塗布ができるまでに2年はかからない>


シャンプーの技術やカラー塗布を学ぶのに

早くても2年は長すぎるとは思はないだろうか

正直カラーを塗る事なんて1か月もあれば出来るようになる

難しいのは今の状態からオーダーの色にするには

どういった工程を踏むのかを考える事で

アシスタントはスタイリストが出す指示を遂行しているに過ぎない


修行というのがパワーアップする期間を意味するのであれば

ある意味、修行しているのはスタイリストである


<アシスタントとスタイリスト>


アシスタントとスタイリストの違いはカットができるできない以上に

違いがある

指示を受ける人間の違いだ

スタイリストはお客様にアシスタントはスタイリストにということ

やっている仕事はどちらも美容師なのだが大きな違いである

いざスタイリストになると長くアシスタントをやっていても

経験がまるで活きない、全くの別物だからだ


優秀なアシスタントでも

スタイリストになってから新しくキャリアを

スタートさせるといって良いだろう


<最速で>


スタイリスト試験はより早く合格する方が良い

これは先ほども述べたと通りアシスタントとスタイリストの業務が

全くの別物であり

これから続く美容師人生はスタイリストの期間の方が長いからである

よっていち早くキャリアをスタートさせるため早く合格する方良い


国家試験課題を思い出して欲しい

ほぼ使うことのないカットやワインディングや学科を

必死に努力し続けたのか

国家試験に合格するためである

スタイリスト試験は実際に使う技術ではあるものの

難しいのは技術ではなく

オーダー通りに仕上げるための工程を考える能力

スタイリスト試験は国家試験の時のように

受かる事を第一に考える事をお勧めする


心配しなくても技術は経験の要素が圧倒的に強く

カラー塗布のように毎日やっていれば上手くなる


この言葉を使うのは不本意ではあるが

まさにお給料を頂きながら学べる状況である



最後に私からこれから美容師になる皆さんにアドバイスするとするなら

最短でスタイリストになる事 そのために意地でも最速でテストに合格しようである


美容師とはスタイリストに指示をもらうのではなく

お客様から支持を得ることなのだから







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