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台湾紀行 2日目①
もう1年くらい前の話になるが、人生初の一人海外として、2泊3日の旅程で台湾に行ってきたので、備忘録もかねて旅行記を書いた。この記事では2日目の前半の動きをまとめているので、少しでも見ていただけたら嬉しいところです。(1日目の記事はこちら)
なお、本記事は書きかけて半年以上放置していたので、だいぶ忘れているところもあり記述が薄いところもあるが承知願いたい。
朝食
ホテルに朝食は無いので、朝の台北の街に出て店で調達することに。
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人が並んでいる店を見つけたので、そこで頼むことに。卵と豚肉が入った葱油餅は昨日の屋台で食べた通り、ネギと卵の甘みが辛いソースと合っている。豚肉入りなので食べ応えあるね。豆漿は甘めの豆乳かな。ほんのり温かくて飲みやすい。
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朝食を食べた公園にはなぜか機関車が展示されていた。日本領時代に使われたものらしい。鉄道好きとしてこういうものが保存されているのは嬉しいところだ。
淡水
知り合いに淡水という場所をおススメされたので行くことにした。台北駅からMRT淡水信義線に乗って北の終点の淡水駅で下車。だいたい40分くらい。
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駅前の広場でまた機関車が展示されている。これも日本領時代に導入されたものらしい。台湾の発展を担った文化財ですな。
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河口ということもありかなり川幅広い
しばらく歩くと川沿いに出た。日本にはないくらいの広い川幅で圧倒される。遠くの建物がミニチュアに見えるね。
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フランス軍が淡水の砲台を占領しようとしたが、清軍の抵抗により失敗に終わったようだ
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川沿いは清仏戦争のモニュメントがあったり公園があったりで、歩くだけで楽しい。
淡水紅毛城
淡水河沿いの道から外れて坂を上ると、淡水の有名な観光スポット、淡水紅毛城に到着。イギリスの領事館として使われた建物や、領事官邸が見学できる。
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淡水紅毛城はもともとスペイン人が作った城塞であったが、その後オランダ人の手に渡り、清朝時代にイギリスの領事館として使われるようになったとのことである。西洋人の世界進出の歴史を体現した建物というわけだ。
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淡水紅毛城の隣にある赤レンガの建物はイギリスの領事官邸である。現在は使われていないので中の見学が可能というわけだ。
中は一般的に想像する洋館であるが、本国から遠い場所で領事業務を行っていた外交官の苦労が偲ばれる。
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淡水紅毛城があるところは高台だから淡水河がよく見える。河口の方では造船とかしてるんですかね?クレーンが複数見える。
淡水紅毛城を出て坂を下る途中に「真理大学」という看板を見つけた。キリスト教系の大学だそうだが、ここで勉強すれば万能になれそうな名前。
建物と食べ物にある日本の痕跡
坂の上下が激しい裏通りを歩くと、なにやら和風の門が見えてきた。戦前に淡水街の長をやっていた多田榮吉氏の家らしい。
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いまどき日本でも純粋な和風建築の家は少なくなっているから、台湾で見ることになるとは驚きだ。日本本土とは気候も慣習も結構違うから保存も大変だろうに、こういう建物を丁寧に維持している現地の人には感服だ。
腹減ったのでメシを食う。海岸沿いの道に戻って、そこそこ人が入っている美味そうな店に入店。店員のおばさんは若干日本語が分かるようで、片言の日本語と片言の英語でなんとか注文。
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魚のつみれ汁は海鮮のダシが効いた塩味のスープであっさりしている。阿給というのは読み方の「あげ」の通り、日本の油揚げが由来となっている食べ物らしい。油揚げの中に春雨を詰め、甘辛いソースをかけて食べる。日本ではなじみのない油揚げの調理方法だが、これは美味しい。春雨の量が結構多いので、見かけによらず腹にたまるな。
台北へリターン
淡水河沿いの道を歩いて淡水駅に戻る。道中で見つけたタピオカ屋で黒糖牛乳タピオカを頼み、川沿いの公園で飲む。
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デートスポットなのかカップルが多い。それを片目に一人でタピオカを飲む。美味いね。ちょっと暑くてのども乾いていたからちょうどいい。
公園で少しくつろいだ後は、淡水駅に戻る。ここからまた40分くらい揺られて台北駅に行くが、歩き回って疲れたからか帰りの電車は爆睡していた。
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