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V6とわたし(6)目を閉じれば

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いよいよ11月1日が近づいてくる中、「V6最後の~」と銘打つテレビ出演が続き、ある番組で岡田くんが「この人たちには幸せでいてほしいと思うようになった」とメンバーに対して言った言葉にとても共感しました。

うん。私もそう思うな。確かにこの人たちが幸せでいてくれたら、それでいいな。

11月1日の仕事は午後半休。アマプラで過去ライブ見ながら心を整え、17時から配信待機のBGM聴きながら夕飯。そして18時前にいよいよ配信開始。開演を待つお客さんのうちわの文字一つ一つに愛がこもってて、それだけでもう泣ける。

ラストコンサートは最高でした。イノッチの「楽しいね!楽しいね!」という呼び掛けは、泣いてる私たちのために「笑って楽しんで!」というメッセージだなあと思いながらも涙は止まらず。この涙は、さみしい涙じゃなくて、愛に触れたときに心震える、感動の涙だ。

最後、メンバーが一言ずつメッセージをくれたの、すごく嬉しかった。本当は泣いちゃうからしゃべらないつもりだったらしいけど(三宅健のラヂオより)あれがあったから私の気持ちは昇華されたと思う。

「リーダーと言われて頑張って、やっぱりできなくて、ごめんなさいをして。リーダーという名前はもう随分前からニックネームでした。
こんな俺でもリーダーとしてみなさんが呼んでくれて、なんとか頑張ってこれたのは、ここにいる5人のおかげです。
もし、自分に自信を失ったり、周りに自信を失った人がいたら、ぜひ、周りを見てください。助けてくれる人がいっぱいいますから、笑顔にしてくれる人がいっぱいいますから。」

坂本くんのこの言葉にぎゅうっと胸をつかまれる思いがしました。私もリーダーシップを求められることが多いのだけど、辛いと視野がせまくなっちゃうもんね。周りを見たら助けてくれる人がいるんだもんね。一人で頑張らなくていいんだもんね。仲間は信頼していいんだよね。

配信の最後に流れた6人の握り合った手と手の写真に「トビラ」の歌詞を思い出しました。

あふれる情熱を その挑戦を
抱いてここまで来たよ
強く握った手と手を
決して忘れてはいけないよ
(V6 「トビラ」より)

そしてファンクラブ会員に向けたバーチャル空間V-Landで配信された最新で最後の作品「Wanderer」。すごくかっこいい、そして不思議な映像作品でした。 始まり方が曲の振り付けとはまた少し違う、創作ダンスのような、剛くんの演技からも、これはいつもと違う映像作品なんだな、と感じました。後半、学校の屋上に上がった視聴者の目線で、健ちゃんに手をひかれて、6人に慰められる時間は、泣きじゃくってるファンを想像しながら撮ってくれたのかな。再配信も決まったみたいだけど、ゆっくり見たいから、ライブDVDとかに入れてくれたら嬉しいな。

私にとってV6は、青春であり、一緒に歳をとってきた友人のような存在になってる気がします。大人になると、親しい友達でも数年会わない事はよくあります。それでも相手の存在は大きくて、久しぶりに会えばすぐにあの頃の空気が戻ってくる。そんなかんじ。ファンの側の勝手な感覚なのは承知してますけど(笑)。

それぞれの道は分かれて行くけど、V6として共有した時間はなくならないし、これからの6人の活躍が楽しみです。

まーくん、ヒロシ、いのっち
剛ちゃん、健ちゃん、准くん。
26年間、V6でいてくれてありがとう。

目を閉じれば思い出す
君と過ごした季節
当たり前じゃないってことを
忘れないで
ありがとうと大丈夫を君に
(V6 「目を閉じれば」より)

おわり

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