ドクターストレンジ2ネタバレ有り感想


5/4公開初日、『ドクターストレンジ2 マルチバースオブマッドネス』観てきました。

ドクターストレンジはMCUの中でも大好きな作品です。彼の知的かつサイケデリックな戦闘シーンは脳内麻薬と言っても良いくらいの中毒性を感じさせます。

そして待望の2作目

正直がっかりしました。

と、同時にものすごく悲しくなりました。

僕の好きだったキャラクターがどんどん崩壊していく様を2時間強見てるのは苦痛の他にありません。

以降はネタバレ有り感想となります。
まだご覧になってない方はここでこの記事を閉じてください!


まず最初、戦闘シーンから話しますか。
見ましたか??あの最初のバトル
敵の足を気円斬みたいなのでぶった斬っていくだけ。
1作目のミラー次元を絡めたぶっ飛んだ戦闘、
インフィニティウォーで見せたまさにイリュージョンともいえる魅せる戦闘。そんな彼の魅力は微塵も感じませんでした。
でかい手を出して街灯をぶっ刺す、なんて脳筋なプレースタイル、もう最初から違和感でしかありませんでしたね。
彼の知的な面はこの戦闘を始めとして、エンドロールが流れるその瞬間までついぞ見られませんでした。もう本当に、、、言葉がありません。

カマータージでのワンダとの戦闘の時もそうです。
なんかワンダが罠みたいなのを踏んで壁の模様がウヨウヨ動き出しましたね。
このシーンは本当に良い。これこれ!!この観客を置いてけぼりにする歪んだ空間!!これよ!
と思ったら1分も経たずワンダに突破される始末。
以降はビームのぶつけ合いみたいなのが行われてた気がします。あんまり覚えてません。

モルドのと肉弾戦もありましたね。
偉く凝った動きでしたけど別にあれが見たいわけじゃないんですよ。肉弾戦が魅力的なキャラは他に何人もいるでしょう。ストレンジの魅力はそんなとこじゃないんだ!!映画館で声を台にして言いたかった、、、

ダークホールドを使って自分の死体を乗っ取るシーンはちょっとカッコよかったですよね。「あ、予告で見たやつだ」止まりだったのがすごい残念でしたけど、あそこも割とカッコよかったです。
ただ、「死体でのドリームウォークは禁忌だよ」みたいな悪霊たちを根性論というかなんというか、「負けないで!」の一言で解決させたのは気に食わなかったですね。


「はあ、スマートなストレンジさん、、どこへ、、」と思ったシーンは戦闘以外にも一箇所ありましたね

あの別のユニバースの店員さんへの仕打ち
なんかすごい違和感でした。
ここ言語化は出来ないんですけど、なんか違和感。ストレンジそんなことする、、?みたいな、、
伝わる方いらっしゃいますかね、、


そして何より僕が悲しかったのがワンダの扱い。

まさか、これで終わりじゃないですよね、、、?

あんなに悲しいことを経験させておいてその結果がこれって、、、そんなのないですよね、、、?

まだ白ヴィジョンとも話せてないですし、、、まさかね、、、信じてますよ

とは言いつつ、今回のワンダの仕打ちはもう今後ハッピーエンドがあったとしても素直に喜べないほどに酷かった。

ペギーをまっぷたつにした人間の幸せ、、、喜べる自信あんまないですよ自分、、、

実はこの映画鑑賞の後、六本木のマーベル展に行ってきたんです。
そこでエイジオブウルトロンの時のワンダの映像を見てしまったものだから、、、
もう感情とキャラ造形ぐちゃぐちゃです。

あ、ワンダがらみのシーンで一ついいとこありました。
序盤のビリーとトミーとワンダが寝室で会話してるシーン。あそこでワンダビジョンのフレーズが使われた音楽が流れたこと!あそこはおお!って言ってしまいましたね。良かった。

ああ、本当に悲しい、、、残念だったシーンを上げればキリがないです。

ワンダから逃げるために「走る」ストレンジさん
わざとらしく挟まれた思い出を映し出す装置の件
イルミナティのモニターに映し出されたワンダの安っぽいCGと戦闘

あと個人的にはクスッと笑えるシーンがなかったのが悲しかった。1作目、最初にマントとストレンジが出会った時の二人が逆方向に走っていくシーンのような、、、ああいうお茶目さも今作なかったなあ。

まあ、こんな感じです、、、

高評価の人が多いみたいですし、いずれ僕も面白く観れる日が来るのかも知れません、、、

今後も粘り強くMCUを追い続けますよ、、、

あとヴィシャンティの書、あれ要る???

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