さらに先への私が好き
しずかみちこさんのストレングスファインダー個別セッションを受けたので、結果と所感を纏めました。結論から言えば、とても良かった。
自分用のメモだから、ざっくりしているかも。
しずかみちこさんの個別セッションとは
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)のテスト結果について「自分の資質を活かすために何を心掛ければいいのか」コーチのしずかみちこさんが一緒に考えてくださるコーチングセッションです。
詳細は以下のリンクから。
私の資質
セッションで頂いた表をそのまま貼る。
しずかさんとのセッションは、最初の1時間を使って上位13個の資質について、1つずつカードを見ながらどこが当てはまるか、どこが違うかを自由に話すスタイルで進む。強み路線図はそのあと作る。
私は上位13個の割合が、
🟢戦略的思考力=3、🟡影響力=2、🔵人間関係構築力=4、🟣実行力=4
と比較的均等に配置されているのでバランス型。
中位資質と下位資質の境界をセッションの最後に探るんだけど、私の場合、下位は34位の信念だけ。自己確信が33位なのは「この世に確実なものなんてないし主観も信用できない」って考えで回答していたからで、SF的な資質としての自己確信は多分上位ではないか?疑惑。
中位の幅が広いのは器用な人で、なんでもできるけれど、やりたいことに迷いやすくもあるそう。器用貧乏ってやつ。わかる。
以下、おおまかな要素。
前進する力が強い
前に進む力が強い。戦略性と目標志向、指令性が相乗効果を出している。それに着想、回復志向、達成欲が引っ張っている感じ。
計画を立てる、複数のルートを想定する、状況に応じて切り替える、軌道修正する、タスクをこなす、全部好きで得意。
唯一違和感があった回復志向は「マイナスをゼロにする」「物事を本来の姿に戻す」資質。これ、私は「本来の姿とか決めつけたくない」「ゼロって何?プラスにしたほうがよくない?」ってなんとなく居心地悪く感じた。
不確実な状況を好む戦略性、10を70〜80に引き上げる成長促進が影響しているからで、回復志向については「困難を力に変える」点だけが強く出たみたい。必要な技術や知識を習得することが好きって部分は目標志向と噛み合っている。
収集心と社交性はフットワークの軽さに全振り。
収集心は物より情報を集めるタイプ。
社交性は収集心と二本柱になるような具合で「データだけでなく生の声を知りたいから知らない人達に会いに行く」といった働き方をしている。
仕事での私は、たしかにスピード感があって主体性と推進力が求められるようなチームだと寝ずに動ける。全然苦にならない。
その分、役割が細かく決められた体制は窮屈に感じやすいし、何でもきっちりしたがる人に囲まれると気が滅入ってくる。
ダメな自覚があるから細かいことは全部機械に任せて自動化しちゃう。これは規律性がよく働いている証拠。
放任主義の対人関係
他人と関わる包含、成長促進、共感性は淡白。
包含の「人はみんな同じように大切な存在と思う」のは当たり前に感じる。あと「持つものと持たないもの」ってよくわからない。自分からそういう自覚に縛られにいくのってなんだかなー、わからない。
包含はあらゆる人の価値を認めて、誰も仲間外れにしたくないって資質だけれど、自分が相手と仲良くするかは別問題なんだって。ちょっと意外だった。
成長促進についても、確かに「他人の可能性を無条件に信じる」けど、能動的に働きかけることはしない。後輩のミスにイライラしないし、何度質問されても嫌にならない。やる気がない人も別にそれでいい。相手のペースを優先する。助けを求められたら補助する。
共感性も持ってはいるけれど、戦略性が上位にあるので、直感的に「このコミュニティ、空気澱んでるな」「この人は愛想良いけど神経質で過緊張。家庭か学校に問題あったタイプかな」だとかを察する方向に強い。察しても態度に出さないから「何考えてるかわからない」って言われがち。
まあ、わかりやすく親切な人間ではないよね。
強み路線図
強み路線図はこちら。
思考から行動までが一直線でわかりやすい。
スタート地点は目標志向。目標がはっきりしていると気持ち良く動き出せる。難易度が高ければ高いほど良くて、できるかも〜〜?って思う程度じゃ生ぬるくて力を発揮できないそう。
で、目標に向かって何が必要かを収集心と社交性がデータや生の声を集めて、戦略性で全体像を把握する。そこで壁にぶち当たったら回復志向が発動して、問題をクリアにする。
着想が解決策やアイデアをポンポン出して、ポジティブがそれを受けて「よし、これでいける!なんとかなる!」って前向きに動き出す。そこから規律性が具体的な仕組みを作り始める。
必要に応じてルートが分岐。一人で黙々と突っ走る、相手とじっくり話し合って考えを共有しながら並走していく、その余裕がなければ「みんな!とにかくみんな!!」で周りを巻き込んで纏めていく。そのまま目標達成までGO。
「目標に向かってどう進めばいいかを自分で決めることができて、自分でやるべきことはやり、スピード感や状況に応じて進め方や他人との協調もできる」感じらしいです。
現状の課題
ポジティブ、枯渇
動き出すのに必要なポジティブが枯渇している。
ポジティブって、ぽかぽかの日だまりみたいに自然とエネルギーが溢れ出すものなんだけど、私のポジティブは今、存在意義を失っている状態と判明。
それはそう。私、ネガティブなものに極端に弱い。怒りや悲しみ、嫉妬、排他的な考え方、狭い人間関係、惰性で物事を続ける状態が近くにあるだけで疲れちゃう。そういう状況に長時間いると、本当に体調を崩す。
ここ半年くらい、ネガティブな言葉を浴びすぎたなと感じてはいる。あきやさんが言う「プラスチック」ってやつだ。でもプラスチックを飲み込め、それができない奴は甘えてる、って言う人もいるじゃん。まあ、それで飲むのも問題だけれど。
目下、重要視すべきはポジティブの回復とのことでした。それで他の資質も勝手に動き出す様子。
アウトプット、超苦手
「自問自答的に推奨されてるし、ガールズもやってるけど、私は発信にそこまで必要性を感じない。私に合う方法が知りたい」と最初に相談した。
これについては、発信の目的が定まってないと、アウトプットする気になれない、路線図で言うと着想のところで既に思考を使い果たしている(もう満足している)から、そこから他人に説明までするには、工夫と努力が必要ってことがわかった。
言葉足らずになりがちなのは戦略性上位の特徴。頭の中で自己完結しちゃうんだよね。
要は考え込んでいる暇があったら行動したい。そこに他人の承認は要らない。意見が欲しければ直接聞きに行く。だらだらした自分語りって私の目標に必要なの?モヤモヤ!ってことだと思う。
行動で押し通せるからやりたくなければやる必要はないらしいけれど、もし発信するなら徹底して好きなことを書いたほうがいいみたい。これは要検討。
ヒーローだったらどうするか
何度も言うけれど、ネガティブに弱い。
私の人生に何か悲惨な出来事があったかと言うと、無い。……と思っていたけれど、もう克服してしまって、自分の中で無かったことになっているだけかもしれない。
なので、うだうだ過去のことを振り返るのが嫌。傷ついたことを他人のせいにし続けるのも嫌。
時間は前にしか進まない。所詮は過ぎ去るものでしかない。傷跡を引っ掻いて血を流し続けても誰も同情なんかしない。過去の自分や周りの人達に向けてだらだら言い訳を並べるより、ひとりでもさっさと進んだほうがいい。
……って書くとラノベとか少年漫画の人みたいだけれど、こういう考え方が根底にあるせいか、内省的な傾向が強いコミュニティや細やかな関係性の構築を重視する人間関係はいつも居心地が悪くなる。
そう思ってしまうことに罪悪感が少しあった。誰かと親密な関係を築くこと、思い出、時間、そういうものに価値を置く人がいるのはわかる。私は関心がないってだけ。その違いが、人によっては癪にさわるし、傷つくしで、詰られることもあるからしんどい。
ここでしずかさんからまさかの助言が入る。
「いのりさんはヒーローになれます。ヒーローです。ヒーローはどう振る舞いますか?ヒーローはどんな人と友達になりますか?」
ヒーロー……。
「同じヒーロー属性の人の助言だけ聞きましょう。それ以外の人は無視で大丈夫です」
「ヒーローになりたいのになれない人は、いのりさんがヒーローになった時に迎えに行ってあげましょう」
と、しずかさんは言ってくれた。
納得はできた。でも、私はきっと迎えには行かない。もっと先に行きたいと思った。その先にいる何か、誰かに会いに行きたい。その結果がどうだったとしても言い訳や後悔はしないことにしようと、その時なんとなく決意した。
(※ここで米津玄師のピースサインが流れ出す)
(※私はヒロアカが大好き)
私の魅力は無限の軸
私には無限の軸がある。その中から自分にとって最適な軸を選び取れるのが私の魅力だそう。
だから、一般的な「自分軸」「他人軸」の考え方には当てはまらない。私は一本の軸でできてはいないから。無数の軸の集合体、それが私。
すごく素敵。誰にも私を決めつけられないってことでしょ。何にでもなれるし、何にもならなくてもいい。すべては私が決めること。すべては私の意思で動いている。
自問自答ファッションの世界に足を踏み入れてからずっと「自分軸」って言葉にモヤモヤしていた。同じような表現を色々と目にしてきたけれど、ずっと一般的な自分軸の定義が実感できなかった。できないのは当然だと思う。だって、私には軸がたくさんあるもの。
さらに先への私が好き
実はこのセッション以外にキャリアコーチングも受けていて、そちらの性格診断でも「行動と革新」「バランス型のプレイヤー」「未来志向」みたいな結果になっていた。適性のあるキャリアは自分の想定する形と合致していそうだとこちらでもわかって、俄然やる気が出ている。
自問自答ファッションに関しては、私はガールズの中でも「異質」な部類らしい。内省とか最上志向とかその辺りが上に来ないからね。正直そうだろうなとは思う。他のガールズの話をもっと聞きたいなって感じた。
コンセプトと制服については、路線図の分岐した3つのルートのような形で3パターンを考えていたので、ここをもう少し具体化しようと思った。ちゃんと行動の段階に来られていたんだーって感動。あとは軸が多い個性をどう活かせるか考えてみたいなってワクワクしちゃったな。
何より、概ね自分で自覚していた強み、無自覚だった強みに腹落ちする説明がついて、もっと自分が好きになったのがよかった!
だってもう前進すること考えてるもの。そういう私が私は好き。誰がどう言おうとも。
とても楽しい時間でした!
しずかさん、ありがとうございました!
( また質問送らせていただきます )
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?