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恐るべし!五苓散!

昨日のコラムが牛車腎気丸に含まれる附子についてでした。
今日も引き続き、漢方薬の話題を書きたいと思います。

タイトルにもあります、五苓散です。

この五苓散、わたくしが最も信頼を置いている漢方薬と言っても過言ではありません。
なぜ、それだけの信頼度があるのか?

やはり漢方薬というとお薬ですので、効かないと意味がありません。
五苓散は本当に良く効くのです。

どんな時に?ですよね?
ズバリお酒を飲んだときです。

私はそこまでお酒が強くありません、いや、でした。
でも、五苓散を飲みだしてから、少なくとも飲んだ後の頭痛はまったく無くなりました。
もちろん、人により消化吸収能力、成分の分解能力は違いますので、個人差はあるでしょう。しかし私の場合は100%効くんですね、これが。

五苓散は文字通り5つの生薬で作られています。
君薬は沢瀉(画像参照)、臣薬は猪苓と茯苓、佐薬が桂枝と白朮です。

効能としては、利水滲湿の作用がありますので、単的に言うと、身体の水分調整をしてくれる。
人の身体は7割が水分で出来ていますから、この水分量が大きく変動すると体調不良になり、酷い場合は死に至ることもあります。

その水分調整を体内でうまくコントロールしてくれるんですね。

なぜ、そんなことが出来るのか?

それを科学的に解明している先生の講演を昨年11月に聞いてきました。
また、その内容については、後日、お話しできるかと思います。