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にきびの原因となるアクネ菌は実は・・・・

木曜日の夕方から東京に移動し、さきほど神戸に戻って参りました。

昨日は1日薬膳の研究科の講義を受けてから横浜に移動し、今日の午前中に腸内細菌と食品学がご専門の先生と、お話しさせていただいてました。

私たちがいま進めている腸内細菌の事業について、これからご協力いただけるようお願いしていましたが、快諾してくださり、いま、とても喜んでいる状態でございます、はい!(笑)

それで、やはり先生とお話ししていると、腸内細菌や免疫のことに話しが進んで参るのですが、先生が大学で教鞭に立たれるときに、女子生徒の関心事でいうとやはり美容のことになると言うことでしたので、今日はそのお話しをさせていただきます。

タイトルにも書きましたが、にきびの原因となるアクネ菌についてです。

アクネ菌は 、ニキビができる人だけにいる細菌ではなく、ほとんどすべての人の皮膚や毛穴に存在している皮膚の常在菌です。

このアクネ菌が活発になり、にきびのような湿疹ができるのは、実はなんと腸内細菌も影響しているのです。

これは、ダイレクトに腸内細菌が悪さをしているという意味ではなく、人の免疫機能の7割を占めている小腸の免疫機能が落ちたときに、様々な疾病が巻き起こるのですが、アクネ菌も免疫力低下で炎症がおきやすくなるようなのです。

元来、主に小腸のパイエル板で免疫機能をもたせているのですが、その免疫機能を補佐するのが、大腸にいる腸内細菌なのです。腸内細菌が直接免疫機能を発するのではなく、その代謝物である短鎖脂肪酸などが、免疫力を上げるという構図です。

にきびが出来て、仮にお薬で抑えたとしても、根本的な免疫力が落ちた状態では、再び、にきびは再発する!

食により免疫力をいかにつけるか、善玉菌に餌(栄養)をやり、いかに活性化させ代謝物を産生させるか。

そういうことなんですね!

先生!今日はとてもためになるお話し、ありがとうございました!