見出し画像

見た目、ナトリウムの機嫌を伺い活動するカリウムを例えると・・・

昨日までのコラムでは少し脱線致しましたが、今日からミネラルに戻ります。

前回はナトリウムのお話しでしたが、今日はナトリウムとは表裏の関係のカリウムについてです。

ナトリウムのところでも触れましたが、細胞が活動するためには、その内外に水分が必要となります。細胞内の細胞内液にはカリウムが、細胞外液にはナトリウムが多く含まれています。

これらが、濃度やバランスを保ちながら細胞が活動しやすいように調整されているのです。よって、塩分を摂りすぎてナトリウムが過剰になるとカリウムも摂取しなければいけない、そんな相互作用が必要になります。

よって、カリウムの機能としては、ナトリウム同様、細胞機能を支え生命活動を維持するいるという、生きていく上で大変重要な部分となります。

では、何を摂取すればいいのでしょうか?

画像はたくさんの干し柿を写したものです。これだけ食べるのには1年では食べきれませんね。干し柿には、100g中670㎎のカリウムが含有されています。バナナのほぼ倍です。

とはいっても、体内には成人で100g~150gしか存在していないんですね。体重1㎏あたり約2ℊの計算になります。

カリウムはナトリウムを排出しやすくしますから、ナトリウムの摂り過ぎで高血圧を予防するには、カリウムの摂取は重要になると言うわけです。

ナトリウムとカリウムの関係は、夫婦の関係に似ているとか?!どちらかというとナトリウムが奥さんでカリウムが旦那さんというところが多いとか?!ですかね!?(笑)