ACR:リウマチ疾患間質性肺疾患のスクリーン・モニター・治療に関する新しいガイドライン


ACRがリウマチ疾患における間質性肺疾患のスクリーン・モニター・治療に関する新しいガイドライン紹介

A few recommendations from the guidelines include:

  • ILDのリスクが高い患者を胸部HRCT、PFT、またはその両方でスクリーニングすることを条件付きで推奨する。

  • 頻度は異なるが、PFTおよび/または胸部HRCTでILDの進行をモニターすることを条件付きで推奨する。

  • 外来酸素飽和度検査でモニターすることを条件付きで推奨する。

  • 6分間歩行試験距離(6MWD)、胸部X線検査、気管支鏡検査によるスクリーニングとモニタリングを行わないことを条件付きで推奨する。

  • SSc-ILD以外のSARD-ILD患者に対しては、短期的なILD治療の第一選択薬としてグルココルチコイドを条件付きで推奨する。

  • 全身性硬化症関連ILDの患者に対しては、ILD治療の第一選択薬としてグルココルチコイドを使用しないことを強く推奨する。

  • ミコフェノラート、リツキシマブ、シクロホスファミド、アザチオプリンをILD治療の第一選択薬として使用することを条件付きで推奨する。

  • ILD治療の第一選択として、レフルノミド、メトトレキサート、TNF阻害剤、アバタセプトを使用しないことを条件付きで推奨する。

  • 最初のILD治療にもかかわらずSARD-ILDが進行した患者に対しては、ミコフェノラート、リツキシマブ、シクロホスファミド、ニンテダニブを治療選択肢として使用することを条件付きで推奨する。

  • Sjogren's-ILD および IIM-ILD での初回 ILD 治療にもかかわらず進行した患者には、トシリズマブを 治療選択肢として使用しないことを条件付きで推奨する。

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