IL-4受容体拮抗薬デュピルマブ副作用:炎症性腱鞘炎/関節炎/腱鞘炎:ASK

炎症性腱鞘炎/関節炎/腱鞘炎のmusculoskeletal (MSK) symptomの副作用についての記載

Hughes, Catherine D., Joseph Nathan, Libin Mathew, Andrew E. Pink, Richard T. Woolf, Catherine Smith, Bina Menon, and Bruce Kirkham. “Characterisation of a Musculoskeletal Syndrome of Enthesitis and Arthritis in Patients with Atopic Dermatitis Treated with Dupilumab, an IL‐4/13 Inhibitor.” Arthritis & Rheumatology, May 10, 2023, art.42558. https://doi.org/10.1002/art.42558 .

 

【目的】 アトピー性皮膚炎(AD)患者において、ADの主要な病態経路であるIL-4およびIL-13の機能を阻害するヒトIgG4モノクローナル抗体であるdupilumabによる治療後に筋骨格(MSK)症状を発症した患者の症状と転帰について明らかにする。
【研究方法】 当センターでデュピルマブ治療後に新たにMSK症状を発症したデュピルマブ投与患者の観察コホート報告である。全例が包括的なリウマチ学的病歴と検査を受け、ほとんどの症例で超音波検査またはMRIによる画像診断が行われた。
【結果の概要】 2018年10月から2021年2月の間に、日常診療記録からデュピルマブを開始したAD患者470名を記録した。
リウマチ学的評価のために紹介された36人の患者のうち、炎症性腱鞘炎/関節炎/腱鞘炎のMSK症候群を有する26人(男性被験者14人、女性被験者9人)を確認した。臨床所見は超音波検査とMRIで確認された。
すべての患者がデュピルマブに対して非常に良好な反応を示し、MSK症候群の特異的な予測因子は認められず。
症状は16名が軽度、6名が中等度、4名が重度であり、NSAIDsやCOX-2阻害薬、デュピルマブの減量、治療中止により改善したが、中等度または重度の症状は何カ月も持続していた
【結論】 IL-4受容体拮抗薬デュピルマブの投与を受けている一部の患者において、炎症性蹄葉炎/関節炎/滑膜炎という新しいMSK症候群を報告した。サイトカイン標的治療薬に対するこの反応は、腱鞘炎の病態に関する重要な洞察を与えるものである。
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