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■9大栄養素の栄養管理。マイナーな栄養素とその食材も修得しておこう。#修復的医学

 さらに第9の栄養素として、消化、吸収、代謝、排泄、運動、化学反応の媒体など生命活動に必要な触媒をしてくれる「酵素」が9番目の栄養素として認知されるようになりました。
 酵素は全ての生命に存在しDNAと密接に関係していて化学者や研究者の間で酵素栄養学は一大研究分野です。酵素栄養学でノーベル賞を受賞した化学者は17人以上います。
 酵素は年を取るにつれ生産量が減っていきます。酵素が体内からなくなると生物は死んでしまうので酵素の摂取はとても大切です。
このように時代と共に栄養素の定義が変化してきました。実は栄養学が正しく認知されてきたのは割と最近の話なのです。

9大栄養素の役割と多く含む食品一覧表 | 酵素,ファイトケミカル,水 (mutenkaa.com)

ダイダイと柚子の交配で誕生した「柚香(ゆこう)」、幻の果物についてのお話 


■九大栄養素の役割と食品選択の知恵を学ぶ

 第1栄養素は、炭水化物(糖質)であり、赤血球は糖質でしか動かないエネルギー源なので、必須栄養素なのです。しかし、現代人は糖の質が偏りすぎており、多様な糖質選択に目を向ける必要があります。糖の鎖による糖鎖の働きは、代謝回路を回す上で重要です。糖質に難消化性繊維があり、芋類などにその機能性が期待できます。単糖類、二糖類、オリゴ糖、多糖類、デンプン、果糖、はちみつなど、多様な糖類から必要量をとることを心がけましょう。米、小麦、大麦、胚芽、全粒粉、とうもろこし、あわ、ひえ、きび、アマランサス、もち麦(水溶性食物繊維)、餅キビなどの穀物の多様性から摂り入れましょう。
 糖尿病患者さんは、糖質制限と糖質選択が食事療法の鍵なので、糖質は、リモデリング療法では、山芋、サツマイモ、ジャガイモ、里芋などの芋類を主食として、穀類はサラダの一種として活用する程度にすることが食事療法成功のカギです。芋類はマザーホルモンの機能性があり、食物繊維としての機能性があり、体内の酵素の調整にも有効です。

 第2栄養素タンパク質は、アミノ酸に分解され、筋肉、骨、血液、血管内皮細胞、内臓器官、皮膚、髪、小腸粘膜、肝臓、腎臓、膵臓、脳など体の組織や細胞をつくる原材料。外部からの摂取が不足してもリサイクル機能を持っているので、生体維持には問題はありませんが、機能性の部分において、各種アミノ酸を充実させるための栄養素の選択は、不調状態にある病人にとっては必須条件なのです。
 動物性タンパク質と植物性タンパク質があり、そのバランスを見つけることが大切です。
 糖尿病患者さんは、朝、牛乳に青汁を溶かして取り入れ、納豆に卵の黄身を入れて、全粒穀物の玄米ともち麦、小豆や餅キビなどの少量のご飯と一緒にいただきましょう。小腸と膵臓の細胞のエネルギー源は、グルタミンであり、このメニューは体内合成の原材料となります。朝食にトリプロファンを摂取しておくと、時間栄養学で、16時間後にメラトニン分泌につながります。朝日サンゲイジングは14時間後にメラトニン分泌を起こす波動療法。日中は、幸福ホルモン、セロトニン分泌となり、活動を充実させる上でも、朝食の選択は、豊かな気分を醸成します。
 また、オメガ3のクルミなどのナッツや大豆などの豆類や魚や卵黄、牛乳、チーズ、豆腐枝豆、味噌は、毎日のメニューに活用しましょう。豆類やナッツは、食物繊維としての機能性もあり、かつ、豊富な栄養素で、体内循環を潤滑に導いてくれます。豆類のNMNとしての働きは、赤血球が全身の細胞に運ぶ栄養素として、NADワールドを形成しており、若返りの秘訣になります。

 第3栄養素は脂質、リン脂質、コレステロール。動物性脂質と植物性脂質がある。少量で体を動かすエネルギーになる。体温を保つ働きがある。魚やナッツ、亜麻仁油などに含まれるオメガ3油を意識することが大切。肉、卵、魚、大豆、豆類やナッツ、牛乳などの乳製品、オリーブオイル、アマニオイルなど、必要量を満たす。摂りすぎは厳禁。第4栄養素ビタミン、第五栄養素ミネラルと共に、酵素反応の触媒を手助けする補酵素として、体の機能の維持と調整をする。

 第6栄養素である食物繊維には、不溶性と水溶性食物繊維があり、排便を促す上で必要不可欠。1日30gを摂取している京都の長寿健康の丹波市では、豆類、芋類、野菜類の栄養素の摂取が日常化しており、腸の健康が維持されている。食物繊維は、大腸では、短鎖脂肪酸を生成する腸内細菌の餌であり、この分泌が、大腸を弱酸性の環境に保っている秘訣である。このため、大腸プラークが作られず、大腸がんを予防する効果を発揮している。

 腸活は、心筋梗塞、糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防に効果がある。小腸による消化吸収、大腸による排泄などに関わる重大栄養素が食物繊維。米や小麦、あわ、ひえ、アマランサスなどの穀物類、いも類、豆類、野菜や果物全般、きのこ類、海藻類などを積極的に取り入れること。

 第7栄養素である「水」は、体の機能の潤滑剤、体内栄養素運搬、化学反応の場、細胞膜の浸透圧の調整、体温調節、細胞の維持、PHバランスの調整など。ミネラル含有量の多い構造水がおすすめ。

 第8栄養素である「ファイトケミカル」は、活性酸素を除去し、アンチエイジング、生活習慣病予防、癌予防、抗酸化作用、免疫力を高めるなど。ファイトケミカルはポリフェノールの一種で、いくつかの種類があり、フラボノイド、カロテノイドなどがある。スーパーフードとして注目されている。

 ブロッコリースプラウトは2週間で毛細血管を形成するパワーがあり、イチゴや柿、リンゴなどにも含まれ、桑の葉に含有量が多い、「フィセリン」は、老化細胞をアポトーシスさせるパワーがある。
 ビタミンpのなす、黒豆、大豆食品、ココア、チョコレート、緑茶、紅茶。世界の健康長寿の村では、ケラセチン配糖体を持つ、お茶の習慣が日常化している。
 赤ワインや干しブドウのレスベラトロール。枝豆やトマトにあるNMNはNADワールドを形成し、細胞ターンの健康維持に役立つ。赤血球が、NMNを全身の細胞に届けている。

第9栄養素である酵素は、消化、吸収、排泄、運動、化学反応の媒体、DNA合成と密接な関係があり、生命活動に必要不可欠な栄養素。年齢と共に減少する。世界中の科学研究者により研究されておち、「酵素栄養学」は栄養学の一大分野。果物や生野菜、発酵食品などに豊富にある。ローフードは、炎症の治療プロトコル。

ビタミンは、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンの2つに分類され、全部で13種類あります1。脂溶性ビタミンには、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの4種類があり、水溶性ビタミンには、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、パントテン酸、ビタミンCの9種類があります

#note書き初め

10種類もあるビタミン様物質

ビタミン様物質は他にも色々あるので一緒に見てみましょう

栄養素まとめ

●脂溶性ビタミン4種類

水溶性ビタミン9種類

食物纖維

珪素(血管細胞に必要

ビタミンE

ビタミンK

ビタミンB

ビタミン ナイアシン

ビタミン的

葉酸

ビオチン

パントテン酸

ビタミンC

ビタミン様物質

ミネラル

カルシウム

リン

マグネシウム

ナトリウム

カリウム

ヨウ素

マンガン

セレン

亜鉛

クロム

モリブデン

フィトケミカル

ポリフェノール

フラボノイド

カロテノイド

イオウ化合物

リグナン類

オリゴ糖

糖アルコール

B-グルカン

フコイダン

アミノ酸

乳酸菌

その他の話題の機能性成分


必須アミノ酸 9種類

ヒスチジン
イソロイシン
ロイシン
リシン
メチオニン
フェニルアラニン
トレオニン
トリプトファン
バリン

非必須アミノ酸 11種類

チロシン
システイン
アスパラギン酸
アスパラギン
セリン
グルタミン酸
グルタミン
プロリン
グリシン
アラニン
アルギニン


#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩