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「精神医療」「LGBTQ」聖書解釈。テモテ・コール。ジェンダーとセクシュアリティに関する神の真理は?

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性の聖書的理解ネットワーク「NBUS」
Network for Biblical Understanding of Sexuality
神のみことばに立って
セクシュアリティを考える
ネットワーク 
ナッシュビル宣言に 署名する

はじめに

私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの御名によってご挨拶申し上げます。

「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」(ヨハネ1:14)

使徒ヨハネは、受肉された主イエスが、神の恵みと神の真理をもって、堕落した人間と常に関わっておられたことを教えています。どの時代においても、イエス・キリストに従う者たちは、キリストの模範に倣って、その時代の重要な問題に関わるよう求められてきました。私たちもまた、そのようにしなければなりません。
私たちが生きている時代では、ジェンダーとセクシュアリティに関する聖書的真理が攻撃を受けています。真理に関する知識の欠如、真理の否定、そして真理に対する反対などが、この時代の特徴となっています。キリストを救い主と告白し、聖書が誤りなき権威ある神のことばであると信じる人々の間でさえ、ジェンダーとセクシュアリティに関して聖書が何を教えているかについて、混乱や妥協が見られます。さらに、この世の価値観を優先させることによって、信者を神の真理から逸脱した方向に導こうとする諸々の試みも散見されます。キリストの足跡をたどる者として、私たちは、キリストのからだである教会とこの世に対して、ジェンダーとセクシュアリティに関する神の永遠の真理を宣言するように召されています。また私たち、ジェンダーとセクシュアリティの領域において、無知な人、否定する人、苦しんでいる人などに、愛と恵みの手を差し伸べるように求められています。

私たちを取り巻く文化は、聖書に反する価値観や信念に急速に傾倒しつつあり、多くのクリスチャンがその影響を受けています。このような状況を背景に、数名の者たちが集い、祈った結果、危機感と緊急性をもって「性の聖書的理解ネットワーク」(NBUSーNetwork for Biblical Understanding of Sexuality)を設立するように導かれました。
NBUSは、その働きの第一歩として、「ナッシュビル宣言」を採択し、その日本語訳を公表することを決定しました。この宣言は、真理と恵みに基づいて、ジェンダーとセクシュアリティに関する聖書の教えをまとめたものであり、神のことばへの立ち返りを呼びかけるために、米国の福音派の指導者たちが連名で、2017年に発表したものです。創立メンバーたちは、他のクリスチャンたちに、これらの真理への賛同を署名で表明するように呼びかけました。
日本の皆様にも、この宣言に賛同の署名を書き入れていただきたいと思います。この署名は、神が愛のゆえに、個人、家族、地域社会、そして全人類を祝福するために、これらの真理を定められたということへの賛同の意思表示になります。NBUSは、ジェンダーとセクシュアリティに関する神の真理を肯定し支持するために、一人でも多くの方がこの宣言に署名してくださるように、広く呼びかけています。

私たちすべてが、神の真理と恵みにとどまることができますように。

呼びかけ人

https://www.facebook.com/photo/?fbid=10232530228338814&set=a.1435398005562

去年、LGBT理解増進法が成立し、早速学校教育でも一般社会でも聖書的な性とジェンダーの視点と大きく異なるイデオロギーが広げられています。ファミリー・フォーラム・ジャパンではこの傾向に立ち向かうために信頼性のある情報と聖書的教えに基づいた、あ...

Posted by ファミリー・フォーラム・ジャパン(FFJ) on Wednesday, April 10, 2024

ナッシュビル宣言

第1条

私たちは、神が作った結婚は、性的で、出産を伴い、生涯にわたる契約関係であり、一人の男と一人の女が夫と妻として一つになるものであること、またキリストとその花嫁である教会の間で結ばれた契約に基づく愛を象徴していることに同意する。

私たちは、神が結婚を同性愛、一夫多妻、多夫多妻の関係となるように計画されたという考えを否定する。また、結婚が神の前で結ばれる契約ではなく、単なる人間の契約であるという考えも否定する。

第1条の解説

第2条

私たちは、神が明らかにされたすべての人に対する御心は、婚外では純潔を守り、婚内では貞操を守ることであるということに同意する。

私たちは、愛情や、願望、約束があることで、婚前または婚外の性交が正当化され、さまざまな形の性的不道徳が正当化されるという考えを否定する。

第2条の解説

第3条

私たちは、神が最初の人間であるアダムとエバをご自分のかたちに創造され、人として神の前で等しい存在とし、男と女として区別されたことに同意する。

私たちは、神によって定められた男女間の違いによって、尊厳や価値において両者が等しい存在ではなくなるという考えを否定する。

第3条の解説

第4条

私たちは、神が定めた男女間の違いは、神の創造時の計画を反映しており、人間の益と人間の繁栄のために意図されたものであることに同意する。

私たちは、このような違いが堕落の結果である、あるいは乗り越えるべき悲劇であるという考えを否定する。

第4条の解説

第5条

私たちは、男女の生殖構造の違いは、人が男または女として自己認識を持つという神の計画に不可欠なものであることに同意する。

私たちは、身体的な異常や心理的な状態により、生物学的な性別と男または女としての自己認識の間に神が設けたつながりが無効になるという考えを否定する。

第5条の解説

第6条

私たちは、身体に性分化疾患を伴って生まれた者が、神のかたちに造られていること、また神のかたちに造られた他のすべての人と等しい尊厳と価値を持っていることに同意する。私たちの主イエスは、「母の胎から独身者として生まれた人たち」ということばに表れているように、そのような人々がいることを認識しておられる。他のすべての人とともに、そうした人々はイエス・キリストの忠実な信者として歓迎され、知っている範囲において生物学的な性を受け入れるべきである。

私たちは、生物学的な性別が曖昧であるために、キリストに喜んで従い、実りある人生を送ることができなくなるという考えを否定する。

第6条の解説

第7条

私たちは、男または女としての自己認識は、聖書に啓示されている創造と贖いに対して神が持っておられる聖なる目的に従って定義されるべきであることに同意する。

私たちは、同性愛者やトランスジェンダーの自己認識を持つことが、創造と贖いに対して神が持っておられる聖なる目的に沿ったものだという考えを否定する。

第7条の解説

第8条

私たちは、同性に性的魅力を感じる人々が、すべてのクリスチャンと同様に、純潔を守って日々を歩む中で、イエス・キリストにある信仰によって、神に喜ばれる豊かで実りある人生を送ることができることに同意する。

私たちは、同性に性的魅力を感じることが、神の創造当初からあった自然の一部で良いものであるという考えや、そういう人は福音の希望の外に置かれているという考えを否定する。

第8条の解説

第9条

私たちは、罪が性欲をゆがめ、人を結婚の契約から遠ざけて性的不道徳に向かわせること、またこのゆがみには異性愛と同性愛の不道徳の両方が含まれることに同意する。

私たちは、性的不道徳に向かわせる欲求が永続的なパターンで押し寄せてくるのであれば、性的に不道徳な行動をとったとしても正当化されるという考えを否定する。

第9条の解説

第10条

私たちは、同性愛の不道徳やトランスジェンダリズムを認めることは罪に加担することであり、そのようなことを認めることは、キリスト教の信仰と証しから本質的に離れることであることに同意する。

私たちは、同性愛の不道徳やトランスジェンダリズムを認めるかどうかは道徳上の問題ではないとか、誠実なクリスチャンの間では多様な見解を認めるべきだという考えを否定する。

第10条の解説

第11条

私たちは、男または女として、互いについて、また互いと語り合うときを含め、常に愛をもって真理を語る義務を負っていることに同意する。

私たちは、ご自分のかたちに似せた人を男と女として造られた神の計画をないがしろにする話し方をするよう義務付ける考えを否定する。

第12条

私たちは、キリストにある神の恵みによって、あわれみ深い赦しと変革の力が与えられること、またこの赦しと力によって、イエスに従う者は罪深い欲望を捨て、主にふさわしい歩みができることに同意する。

私たちは、キリストにある神の恵みは、すべての性的な罪を赦すには不十分であり、性的な罪に誘惑を感じるすべての信者に聖く生きる力を与えるには不十分であるという考えを否定する。

第13条

私たちは、キリストにある神の恵みによって、罪人がトランスジェンダーとしての自己認識を捨てることが可能になること、また神の忍耐によって、生物学的な性別と男または女としての自己認識を神が定めた通りに結びつけて受け入れられるようになることに同意する。

私たちは、キリストにある神の恵みによって、神の啓示された御心と相容れない自己認識を持つことが許されるという考えを否定する。

第14条

私たちは、キリスト・イエスが罪人を救うために世に来られたこと、そしてキリストの死と復活により、罪を悔い改め、キリストだけを救い主、主、最高の宝と信じるすべての人に、罪の赦しと永遠のいのちが与えられることに同意する。

私たちは、主の腕が短くて救えないとか、主の救いの手が届かないところにいる罪人が存在するという考えを否定する。

注:原文の意味を正確に伝えるために、訳文を改訂する場合がございます。

性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律

◆バイブルDE絵手紙

ロイター通信によると、ドイツやアメリカの一部のカトリック教区ではこのところ、性的マイノリティー(LGBTQ)の信者を歓迎する一環で、同性愛カップルを祝福する動きが出ていた。
教理省は今回、教皇庁に寄せられた「教会に同性婚を祝福する力はあるのか」という質問に対し、「いいえ」と回答。教義で秘跡とされているのは男女間の婚姻関係であり、その祝福を同性カップルに拡大尾することはできないと述べた。

「この理由から、たとえ安定した関係やパートナー同士であっても婚外性交渉(子孫を残す可能性のある男女の不変な婚姻関係ではないもの)は祝福できないのと同様、同性同士の関係性も祝福できない」と、教理省は説明している。
人々の反応は?

この回答に反発して、ソーシャルメディアでは同性婚の写真の投稿が相次いだ。

2020年の米大統領選に立候補していたピート・ブダジェッジ米運輸長官の夫、チャステン・ブダジェッジ氏も、2人の写真と共に、「愛は愛、同性婚は合法、教皇はあなたの地元の担当者じゃない、すてきなシーツとワインを予約して、平和と祝福を」とツイートした。

進歩派のカトリック・グループも、教皇庁の発表に懸念を表明した。

「カトリックス・フォー・チョイス(カトリック教徒に選択を)」のシャーロット・クライマー氏はツイッターで、「LGBTQであることは選択ではない。性的マイノリティーの人は神によって造られた。ヴァチカンなどの宗教当局が何を言おうと、このように生まれ、この状態で完璧なのです」と語った。

同性愛者のカトリック信者グループ「New Ways Ministry」のフランシス・デバーナード会長は、教皇庁の声明は「驚くものではないが、失望した」と述べた。

フランシスコ1世の過去の発言

教皇は2013年、「同性愛者を私は裁けるだろうか?」と言う有名な言葉を発している。

また昨年のドキュメンタリーでは、「(同性愛者)は神の子であり、家族の一員になる権利がある。誰も見捨てられたり、惨めな思いをさせられたりしてはならない」と述べた。

ローマ教皇庁はこのドキュメンタリーの上映後、教皇の発言は文脈から引き離されて引用されたものであり、同性婚を支持するものではないと説明した。

(英語記事 Catholic Church 'cannot bless same-sex unions'

ローマ教皇庁、「同性婚は祝福できない」と公式見解 - BBCニュース

聖書は男女二元論の枠に当てはまらない人々を排除しているのでしょうか? ――これが講座の問いです。  聖書は当時の読者に何を語って来たのか、何を語っていないのか福音に照らし何を語り得るのか。 週ごとに聖書箇所を掘り下げて、検討します。その背景、その意味、私たちに投げかける課題、福音の真髄を浮き彫りに―という試み。 ① LGBTQとは――歴史と課題 ②ソドム ③レビ記18・22 ④Ⅰコリ6:9~10 Ⅰテモ1:10 ⑤ローマ1・24~27 ⑥議論が複雑なため⑤と2週展開 ⑦LGBTQの方々の尊厳 ⑧独身から同性婚まで (性の多様性と、その実際) 毎週、動画による講義・仮名での質問も受け付けます。 講座を受講(購入)されると、スマホ・タブレット・PC等で、いつでも何度でも、繰り返し視聴 できます。 単なる性的マイノリティの問題だけではありません。 「普通」という枠に強引にはめ込もうとする社会にあって生きづらさを覚えている人に、聖書は何を語れることができるのか? という挑戦だと思ってください。 今回は有料note記事として展開 講師は藤本 満(インマヌエル高津キリスト教会)8週間で6千円

LGBTQ問題について、聖書は何と述べているのでしょうか? パート3では、皆様から寄せられた質問、またネット上でよく見かける質問にお答えしたいと思います。 LGBTQ問題についての意見は、ともすれば憎しみや恐怖のレッテルを貼られて、ゆがんで受け止められてしまいます。 そんな中で、私達一人ひとりが聖書に立ち返り、「神様はどう見ておられるか」を冷静に判断する助けとして、この動画が用いられれば幸いです。 チャプター 00:00 はじめに 00:45 Q1. あなたはどうして、LGBTQの人々を憎んでいるのですか。 07:02 Q2. 彼らを受け入れてあげなければ、彼らの自殺をする確率が高くなるのではないですか。 11:18 Q3. これは個人の尊厳、人権に関わる問題だから、個人の自由に任せるべきです。それが神の愛ではないですか。 13:54 Q4. 聖書は真実の愛に基づいた同性愛者の関係を禁じている訳ではないと聞きました。また、色々な聖書解釈が可能だと言われますが、この問題に関する決定的な聖書個所があるのでしょうか。 18:04 Q5. LGBTQ問題とは何ですか。 26:22 Q6. マタイの福音書7章1節に、『さばいてはいけません。さばかれないためです』と書かれています。LGBTQの兄弟姉妹をさばいているあなたこそ、神の御座の前に立つ時に、大変なことになるのではないですか。 30:48 Q7. トランスジェンダーの方は、男は女になれるし、女は男になれると主張していることが分かりましたが、その場合、男と女の定義はどうなりますか。 40:01 おわりに

#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩