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④■#消えた銃弾 何故、後方遮蔽用選挙カーは配置されなかったのか?~安倍晋三元総理、暗殺事件の深層究明~をミステリー小説で描く 

第四話


本文

安音は、呟いた。
「事件直後に、ツイッターに上がったエクアドル経由の事件を記録するかのように、撮影者は冷静に、手振れもしないで撮影されたと思われる映像には、市民から疑義が上がっているわ。なぜ、これほどにまで、冷静に撮影できたのか?この撮影場所は、あの大和ビルからの撮影であったことも角度から間違いない。だれが、この映像をSNS上にあげたのか?安藤首相の斜め後ろに立っていた桜井さんがあげていたという物理学者の高田さんのTwitter上での追及が気になる。どうしてそれが分かったんだろう?」

ギブソンが応答した。
「あの左襟がチラっと揺れたやつ。あれも不自然に感じる。事件を誘導している者の仕業だったのかもしれない。暗殺を記録する目的があった人物による撮影としか思えないはっきりとした映像だったからね。誘導臭い匂いがするよ。」

安音は、つづけた。
「Twitterでとっても気になる映像を見つけたんだけど。『安倍総理の容態を確認してからの参議院議員堀口厳の「よっしゃー!」 そして幹事長荻田義男の安倍総理の議員バッチを奪った犯行! 自民党奈良県連の闇!』。これをどう思う?」

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https://twitter.com/yozakurasuiryu/status/1642840613786914816

ギブソンは応答した。
「堀口議員と言えば、安保法制成立の時に、イルミナティサインを出していたという人物だよね。海外カルトと付き合いがあるとして知られていた。彼が、安藤元総理が殺された時に、その場で、「よっしゃー!」って雄叫びを上げていたという映像、これ、誰かが捏造した創作映像ではないのかい?本物だったとしたら、彼は、安藤元総理暗殺事件の共犯者の一人であることは間違いないよ。この決定的な映像は残しておかないと。」

安音が続けた。
「それと、安藤さんの議員バッチをもぎ取って後ろ手に持っていた萩田幹事長の写真を物理学者の高田さんのツイッターで見たわ。これが、安倍昭恵さんの元に届けられた時には、二つに割れていたというんだから、よっぽどの恨みや因縁を感じるわね。この議員バッチ事件には裏があるわ。きっと。その後、拳銃で撃って、二つに割ったのかしら?」


ギブソンが、霊性を働かせた。
「自民党奈良県支部の大御所と奈良県警の共犯であるとしたら、日本を揺るがす大事件だよ。本当にそんなことがあるのだろうかという視点から、これらの事実をひとつづつ、潰していく必要がある。それほど、証拠が揃っているんだからね。安音がルポルタージュで佳作に入選した高知県警白バイ事件も高知県警がスクールバスのスリップ痕跡を捏造したり、科学捜査研究所が、白バイのスリップした時点からのスリップ痕跡を科学捜査の分析からあえて外して、スクールバス周辺の擦過痕しか分析対象にしていなかったんだからね。さらに、同僚の市川隊員が事件の一部始終を目撃していましたなんて、あり得ないアリバイづくりまで仕立て上げていたんだからね。警察は嘘をつかないという間違った先入観は、やめた方がいい。その証拠に、詐欺罪、横領罪である、公金の裏金の私物化を警察官も検察官もやっているというのが、この日本国の実態なんだからね。安音は、その証拠を握っている。警察にとっても検察にとっても、不都合な存在だよ。」

安音は言った。
「そう、だから、高知県警白バイ事件の国賠訴訟の弁護士で元大阪高裁の判事であった三井弁護士が、名刺をくれたのよね。公に暴露しなければならない情報を闇に閉じ込めるなんてことは、神様に対して、不正義なことだから、私にはできないわ。抵抗勢力がいかに強くても、真理はあなた方を自由にするのです。イエス様は私を決して裏切らない。この国の闇を暴く使命が私にはあるのよ。」

ギブソンが続けた。
「この安藤さんの暗殺事件の背景には、国際カルトが関わっていると思うな。だって、ドクターKというインフルエンサーを億単位のお金の力で封じ込めたんだからね。世間は、まだまだ、各国の政治工作をしている金融マフィアの存在を知らなすぎる。彼らカルト集団は、戦争を工作してもいるんだから。安音の親戚の中岡慎太郎と坂本龍馬の暗殺事件も。二人で霊性を働かせて調査した結果、中岡慎太郎の副をしていた田中光顕が犯人だったからね。中岡と坂本龍馬は、脱藩した後、国際カルトから多額のお金を得て、武器輸入をした上で、土佐藩に武器を販売していたんだからね。カルトの操り人形だったわけだ。権力を得ていく過程で、彼らはみんな国際カルトのエージェントに仕立てあがられるんだ。この構造激暴力の全容を解き明かさない限り、日本の独立はあり得ない。」

安音は続けた。
「坂本龍馬の誕生日に集まっていた時に事件は起きた。坂本龍馬が決して油断しない人物と言えば、田中光顕しかいないという結論に達したわね。中岡が坂本龍馬と共に暗殺された時、その現場にいち早く駆けつけて重傷の中岡から経緯を聞いたという証言になっているけど、怪しいわ。中岡の死後は副隊長として同隊を率いてもいるし。彼が国際カルトの唆しに乗って、暗殺したんだと思うわ。そして、例の明治天皇と一緒に写っている写真。坂本龍馬と中岡慎太郎は、明治天皇のすり替えの事実に気づいたのよ。そして、この真実に口をつむった人だけが出世し、暴こうとした人物たちが闇に葬られたという歴史に光を当てるべきだと思うわ。孝明天皇が暗殺され、息子がすり替えられているんだから。大事件よ。これを闇に葬り去る悪魔の勢力と安藤元総理を暗殺した勢力とは、同じムジナのカルトたちだということは間違いないと私の霊性の目は確信するわ。」

ギブソンが決定的な証言を持ち出した。
「奈良県警法医学では、山上犯行の証拠に合わせるかのように、左肩入射口で、右肩に黒い正露丸のような鉄玉が止まっていたのが見つかったというありえない決定的証拠の出現という証拠捏造事件としか思えない。あとで、飛び出しているんだから。これは「消えた銃弾」を追及した青山議員への奈良県警からの回答だった。救命執刀医が弾を見逃すはずはなく、レントゲン撮影もカルテの中にはあるはずだ。この決定的な証拠の弾が偽装されたのだとしたら、これは奈良県警ぐるみの犯罪が執行されたことになる。この不一致に関して、一般市民、主権者に納得のいく、説明は今に至るまでなされていないんだ。」

ウィキペディアによると、「佐藤陣営の選挙カーは車上から演説できる構造になっていなかったため、陣営は勘案した結果、交差点中央のガードレールで囲まれた約50平方メートルの安全地帯内で演説することを決めた。当初、奈良県警が警護警備計画の策定に取り掛かったのは19時頃から。

 立憲民主党代表の泉康太が同年4月に同じ場所で演説したいと申し出たときは、県警は「後方の警備が難しい」と指摘し、あわせて、車の上で演説することや、車を防弾パネルで覆うことなどを要請した。そのため泉はやむを得ず少し離れた場所で演説を行った。茂木幹事長が行った位置と同じ場所。ここで、安藤さんも演説を行っていたら、同じ警備体制であったなら、暗殺はされなかったはず。県警の警備部警備課は、6月25日に茂木が演説した際に策定された「警護警備実施計画」を基に、配置する警察官をわずかに増やして、計画書を作成したと証言。演説会当日7月8日、警備課は執務時間が始まった直後に、警護の統括責任者である警備部参事官に「警護警備実施計画」を提出。警備部長、事件当日の午前中に、鬼塚友章本部長の順に決裁された。」とあるね。

ギブソンが目を光らせた。
「立憲民主党には、車の上で演説するように要請しているのに、何故、安藤陣営には、この指示をしなかったのか?また、茂木幹事長の6月25日には、歩道ラインより向こうの位置にある場所に演説台を置き、選挙カーを遮蔽に使っていたんだ。もし、安藤元総理も茂木幹事長と同じ場所での演説であったら、後方の空白は生まれず、山上容疑者に隙を与えることはなかったという決定的な違いがあるんだ。どう考えてもおかしいよ。この警護警備実施計画書作成には、裏がある。匂うんだ。臭い匂いがするんだ。これを実施できる立場の人間がこの事件に関わっているってね。怪しい人物を片っ端から洗う必要があるのに、警察犯罪に関しては、闇の中と言うのが、安音が取り組んだ高知県警白バイ事件でも同じ構図だったよね。あれも県警本部長からの支持で、目撃証人の市川隊員の偽証。科学捜査研究所の捏造書類作成だったからね。警察の犯罪を検察が共犯で通して、それを、裁判所がスルーするという、真理を捻じ曲げるというこの構図こそが、冤罪の構図だよ。警察が嘘をついたら、市民はどう防御すればいいんだ。検察官が嘘をついたら、そういう冤罪事件が日本には多すぎる。」

 安音は、山上の方向を警備していた後方警備の身辺警備員Aの動きが、直前に、ガードレールの中に入って、後方警備が空白になったことに大きな疑問を感じている。何故なら、これは、明らかに、業務上過失致死罪に当たる警備の不備だからだ。ここには、故意の工作を感じる。警察庁報告書を確認してみたい。P14-15.

この後、午前11時26分頃までの間に、身辺警護員Aは、本件遊説場所南側の県 道のゼブラゾーン上(ガードレールの外側)で主として本件遊説場所の南方向を 警戒していた身辺警護員Cに対して、同人が県道上を通行する車両と接触する危 険及び身辺警護員Cを避けようとして県道上を通行する自転車と自動車が接触す る危険を防止するため、ガードレールの内側に移動するよう指示するとともに、 本件遊説場所の北東側及び東側歩道上に数多くの聴衆が集まっていたことから、 これらの聴衆の動向に対する警戒を強化する必要があると判断し、身辺警護員C に対して、本件遊説場所の東側歩道上の聴衆の動向を警戒するよう直接指示した。 これを受け、身辺警護員Cは、ガードレールの内側に移動し、本件遊説場所の 南方向への警戒を行いつつも、主として本件遊説場所の北東側及び東側歩道上の 聴衆の動向に対する警戒を開始した。 本部警備課長は、当初、身辺警護員Cが本件遊説場所南側の県道のゼブラゾー ン上(ガードレールの外側)で警戒している状況を認識しており、その後、ガー ドレールの内側で警戒している状況も視認していた。 身辺警護員Aが身辺警護員Cの配置場所及び主たる警戒方向を変更したことに 伴い、本件遊説場所の南方向への警戒は不十分となった。 午前11時28分15秒頃、候補者による演説が終了し、候補者が演台から降壇した。 午前11時28分42秒頃、候補者といわゆるグータッチを交わした後、安倍元総理 が演台に登壇した。この頃、本件遊説場所付近の聴衆数は約300名であった(聴衆 の分布状況については図5参照)。 安倍元総理の南東で警戒していた警視庁警護員Xは、安倍元総理の登壇の際、 午前11時28分42秒頃から同47秒頃にかけて、安倍元総理から南西約2メートルに 立ち位置を移動させ、引き続き、主として本件遊説場所の北西側及び北東側歩道 上の聴衆の動向を警戒した。 - 15 - 午前11時29分22秒頃、本件遊説場所において、身辺警護員Aは、安倍元総理の 演説開始に伴い、聴衆の飛び出し、聴衆に紛れた者からの違法行為等に一層警戒 するため、身辺警護員Aの直近において、主として本件遊説場所の北東側及び東 側歩道上の聴衆の動向を警戒していた身辺警護員Cに対して、安倍元総理の演台 方向に近付くよう耳打ちして指示した。 これを受け、午前11時29分24秒頃から同28秒頃にかけて、身辺警護員Cは、本 件遊説場所(ガードレールの内側)をガードレールに沿って西方向に約1メート ル移動し、安倍元総理の演台方向に近付いて、主として本件遊説場所の北東側及 び東側歩道上の聴衆の動向の警戒を継続した。

 市民が、警察庁報告書の矛盾点をついている。

安倍元総理暗殺事件 警察庁報告書の矛盾点

安音は呟いた。
「報告書では、身辺警護Aが後方警備担当だったはずなのに、いつのまにか、CとAをごっちゃにした報告書になっている。後ろ向きに警護していた人物が直前に、前向き警護に変更するように指示したという点、この身辺警護AとCの動きが怪しい。この決定的な警護の落ち度こそ、業務上改質致死傷罪の過失に当たるからだ。これは、明らかに、ゴマ化しているとしか思えない。これが、故意でないと、どう証明するつもりなの?不自然すぎるわ。
ここは、車道であって、自転車や手押し車が通るような道ではないので、直前のみならず、頻繁に、自転車が通っている。本来、ガードレール向こうの歩道を問うるべきところを、誘導した警備員がいたのではないか?」



令和4年7月8日に奈良市内において実施された安倍 晋三元内閣総理大臣に係る警護についての検証及び警 護の見直しに関する報告書

#深層究明
#残された謎
#消えた銃弾
#奈良県警の闇
#自民党奈良県支部の闇
#疑惑の銃弾
#疑惑の銃創

#安部晋三元総理暗殺事件の深層究明
#創作大賞2024
#ミステリー小説部門


#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩