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◆秋月平和賞:◆核兵器、生物兵器、撲滅宣言を世界へ届ける

◆核兵器、生物兵器、撲滅宣言をどう描くか? #秋月平和賞

 世界の政治のリーダー達に見て欲しい。聞いて欲しい。広島、長崎の核兵器の被害者の生の証言を聞いたことがありますか?彼らは、ありのままの被ばく者が受けた被害の実態を語ってくれています。人間の尊厳をずたずたにして、被ばくという永続的な火災を体内に抱えたまま、病気の恐れを抱いて、被ばく者は、その核の傷を生き抜いて、未来をつくる人類に、この大量破壊兵器の姿をありのままに語ってくれています。彼らの叫び、訴え、魂の声、戦争だけはしてはいけない。という訴えを、この人の光を私たちは聞き取り、応答する義務を持っていると思いませんか?この応召義務が、世界に平和を作り出す人の光となると私は信じます。この応召義務こそが、戦争の被害を自身と家族の身に受けない唯一の道だと信じています。

 秋月辰一郎さんという聖フランシスコ病院の医院長だった方が、長崎の被ばく体験を『死の同心円』に描いています。彼も歯ぐきから血が出ており、被ばく者でもありました。彼は、叔父さんからの大分へ避難しようとの誘いを断り、被ばく者である患者と共にいる道を選び取りました。
 
 聖フランシスコ病院は、もとは、カソリックの進学校だった建物です。戦争という最中に、敵国人だからと、神父も進学生も収容所へ囚われの身となっていました。この事態に直面して、神に祈り、話し合った末に、戦争が終わるまでは、病院経営という形式をとりましょうということになり、神学校は閉鎖されました。その後は、残った神学生も修道師は病院の小間使いとして奉仕し続け、病院の中の患者さんや医師を助けます。秋月辰一郎さんは仏教徒でしたが、シスターからは、霊と魂の医者にもなってくださいと語り掛けられ続けていました。彼は、カソリック教徒の献身的な姿、例えば、病院の食糧が困らないように、畑の世話をする信徒とシスターたちの奉仕などを目の当たりにしていました。病院の医療事情に危機が訪れると、神学生や修道士たちが祈りによって、危機を突破するように、行動し、実際に、医薬品や食料品を見つけてきたりします。やけどを負った患者さんを運び出すことにも夜通し、修道士たちは走り回っていました。彼らには、不平不満の言葉はまったくないようで、常に献身的に動き回っていました。この病院の医療従事者に被ばくの被害がでなかったという神癒の歴史的記録が残っていますが、秋月辰一郎さんの玄米、味噌汁、ミネラルの小魚、砂糖は厳禁という食養生の指示だけではありません。たしかに、ここには、神様の導きが働いており、#神癒 が実在しました。ここは、戦争の最中にあっても、神の国を実在化するような人の光を放っているエリアでした。ちいさき者をいたわり合う奉仕者がイエス様と共に働いていました。

 『死の同心円』を読んで、私は、被爆地では、何が起こっていたのかのありのままの実相を悟ることができました。被爆地では、人間が生きたまま焼き殺されただけではありませんでした。被ばく者たちは、その後、歯茎からは血を出し、皮膚は、紫色に変色して、体内の生理機構、循環器系によって、血液に変異が起こって病気になって死んで行きました。爆撃による外傷を逃れた人たちが、次々と、体内の内部被ばくによって、息絶えて行ったのです。被ばくは、死の灰を吸い込むことによっても起こっていたし、放射能のチリを含む水、食によっても、じわじわ体内は火事を起こしていました。この酸化、炎症作用は、体内の化学反応なので、秋月さんにも何が起こっているのか最初わからなかったとおっしゃっていますが、徐々に彼は、被ばくの実相に気づいていきます。彼は、放射線治療で、放射線酔いを体験していたので、知識は持っていました。彼が悟ったのは、天啓によるところが大きいと思います。彼は、患者さんに起こっている現象を科学的な目を持って見つめ続けていました。彼は、患者さんからもいつも祈られていました。死の間際に、秋月さんにしがみつき、「カソリック教徒になってください」と訴えた患者さんもいたそうです。それでも、彼は、被ばく体験と向き合うにあたって、どうしても許せないものがありました。それは、この被ばく者をもたらした戦争という加害行為、犯罪行為でした。彼は、被ばくで死んで行ったシスターたちは、神の摂理ですを受け容れるだけで、この犯罪行為に立ち向かっていこうとしないことにい苛立ちを覚えていました。この被ばくをもたらした原因と結果について、そして、その問題解決の道について、彼は、神に求め続けたのです。

 私は、被ばく国、日本に誕生しましたが、戦争を知らない子どもとして、戦後の日本の高知の田舎に育ちました。御畳瀬という日本一小さな漁村で、平凡なサラリーマンの子どもとして何不自由のない生活でした。広島、長崎の被曝者体験は、情報としては知っていましたが、本当のことは何も知りませんでした。怖いものとして、あまり近づきたくないという意識がありました。私は、アンネの日記を読んで以来、アンネフランクの志を継ごうと決意し、平和学研究の道に踏み込んでいましたから、平和の課題、戦争の課題については、研究者として、向き合う必要性を感じるようになっていました。 
 
 広島の原爆資料館を訪れた時に、悟らされたのは、広島は、敵国にとって、敵対行為をする武器製造などの拠点だったから、原爆投下の地として選ばれたという事実。高知は、このような組織的な働きをしなかった地だったので、原爆投下の場所の選定からは外されていたという決定的な事実でした。つまり、戦争に関与するという行為は、自己の身にその因果応報の結果を招くという事実です。広島原爆資料館での悟りは、戦争に協力してはいけないという強い決意と信念をもらった体験でした。

 戦争状態がつくりだされるには、プロセスがあります。原因と結果があります。これらを考察する力を養うためには、#アンネの法則 が必要不可欠だと思います。ジャーナリングの習慣化、書くこと、読むこと、語ること、書くことを習慣化し、今、世界で起こっている出来事をありのままに考察する習慣化が必要だと思います。これは、魂と霊を持つ人間存在だけができる霊的トレーニングです。ロヨラ・デ・イグナチオは『霊操』という本を著していますが、『霊操』を教える神父は、コロナワクチンを接種しており、これが、大量破壊兵器であり、生物兵器であるという真理を悟ることができていません。つまり、彼らの霊のトレーニングが真理から的を外しているからだと思います。本物のトレーニングは、安音が日常化している平和学研究という視点からの霊と魂のジャーナリングのトレーニングなのだと思います。

 具体例を言うと、長崎被ばくの永井隆博士は、被ばくの治療法として、砂糖を与えることを提唱していました。これは、大きな間違いでした。医学的な真理の理解には、このような間違いがたくさん存在します。秋月さんは、塩でないとだめだと食養生の道を知る者として提唱しています。永井博士は、ヒロヒト天皇の訪問を受け、天皇の戦争責任には口を閉ざし、被ばくを神との観念的な世界観でのみ語るようになりました。これに、秋月辰一郎さんは、大変、不満でした。ありのままのこの世界において、平和を実現しない限り、長崎の被ばく体験は、再びこの地球上の世界で起こることを知っていたからです。彼は、この私たちが生きている地球上の現実から目を背けませんでした。そして、その後、彼は、長崎被ばく者の証言をこつこつ集め始めたのです。彼の志は、秋月平和賞という形で、今も、生き続けています。

 私は、平和学研究者です。アンネフランクのような栄養失調で殺されて行く子ども達を二度と出したくないという思いで、平和学研究を続けてきましたから、秋月辰一郎さんは、ベスト日本人だと感じています。彼がいのちをかけて、向かった方向性、方針は正しい道だと思います。観念的な世界に逃げ込むキリスト者が沢山います。しかし、神様は、リアル現実の中での生き様を評価なさいます。そして、人類が過ちに覚醒することを願っているのです。真理はあなた方を自由にするのです。真理に立つことこそ、戦争をなくす道です。 

 私は、今、神様に祈っています。ガザの子どもたちの栄養失調に食糧が届きますようにと。同時に、彼らには、A4のノートと芯のある鉛筆と鉛筆けづりをプレゼントしたいと考えています。彼らにジャーナリングによって、道を見いだし、世界を切り開く力を持ってもらいたいからです。彼らは、彼ら自身で問題解決をする霊的な力を持っています。それを引き出すのが、アンネの日記のようなジャーナリングなのです。 ウクライナの病院にもノートとペンをプレゼントしたい。大東牧師は再び、ウクライナの病院を訪問するように神様から導かれているようなので、彼に託したい。ガザへの支援は、土井敏邦さんに託したい。
 そのためにも、◆核兵器、生物兵器、撲滅宣言 を書いて、世界に発信する母体を生み出し、ここに募金を募ることを始めたい。この基金は、ガザとウクライナの被害者に神癒をもたらします。核兵器の被ばく者と同じく、彼らは、今ここ、地球の今のリアル現実の中で、その戦争の被害を目の当たりに受けている人間存在なのです。私たちと同じ、人間存在が窮地に立っています。できることがあれば、彼らに支援を届けてもらいたい。

 私は、世界に本物の平和を実現する神様の計画があるという信仰を持っています。それが、イエスキリストを救い主として受け入れた聖霊を宿す人間存在というキリスト者の存在です。キリスト者には、イエスの弟子に与えられている秘跡を行う賜物が与えられています。特に、山上の垂訓で、イエス様が述べた、「平和を作り出す子どもたちは幸いです。彼らは、神の子とよばれるであろう。」というみ言葉に、世界平和の実現への道を見いだします。神様は、平和の構築に携わる魂には、特別な秘跡を授けてくださっているのだと思います。神癒という業があります。聖霊の交わりの中で、奇跡的な神癒が歴史的にたくさん記録されています。キリスト者が人類史に残してきた出来事の中に、神の御計画が刻まれています。

おまけ

 シャバット、安息、平安にとっての強い味方は、香りを楽しむ習慣である。香りを嗅ぐことによって、脳では神経細胞のシナプスがつながることによって自己治癒力が働くようになるのだ。これは、自治体の実証実験でも証明されている。修復的医学でも日常的にあらゆる場面における香りを楽しむを推奨している。
 また、日本人にとって毎日の入浴タイムは、このシャバット・タイムとなる。お湯42度で10分、41度で20分の入浴は、ヒートショックプロテインをもたらし、たんぱく質の代謝を促進する。
 私は、柑橘類の時期になると、文旦、八朔、柚子、ミカン、レモンの皮などをお風呂に入れる。リモネンはレモンの爽やかな香り由来のファイトケミカルであり柑橘系フルーツの皮全般に含まれる香りの成分。
 リモネンが体にもたらす7つの効果と効能には、①眠気覚ましになり頭をスッキリさせる、②不安やストレス対策になる、③体内代謝を高めダイエット効果、④免疫力の向上、⑤育毛促進と抜け毛予防、⑥健胃作用、食欲増加、⑦安眠や鎮静作用 がある。これを入浴剤として活用しない手はない。
 また、入浴剤として私が愛用しているのは、①クエン酸、②ビタミンC、③重曹である。経皮吸収によって、疲労物質を代謝することが目的だ。これらを混ぜ合わせると炭酸水ができる。体内の体液を弱アルカリ性に維持するために、毎日、コップ一杯のこの炭酸水が日課になっていたが、それを入浴でも楽しむという習慣になったという経緯である。また、ブラックソルトをお風呂に入れると水素効果、マグネシウム代謝で健康増進間違いなし。


#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩