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AIエバンジェリストに必要な能力。この仕事が学べるコンテンツ

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KDDIテクノロジーと、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の企画・運営を行う KCJ GROUP は、2023年8月9 日から、こども向けアプリ「キッザニア オンラインカレッジ」(以下 本アプリ)にて「AIエバンジェリスト」の仕事が学べるコンテンツ(以下 本コンテンツ)の提供を開始します。

 「AIエバンジェリスト」は、AI(人工知能)技術知識を有しその利活用について、啓蒙と普及をする仕事です。企業の課題に対し、AI技術を使った解決方法の便利さを伝える役割を果たしています。

 本コンテンツでは、AIの基礎知識や、AI開発工程における作業のひとつであるアノテーション(※)の仕組みを紹介した「動画」の視聴や、シミュレーターを使った「トレーニング」を通じて、AI技術や「AIエバンジェリスト」の仕事について学ぶことができます。

 また、2023年10月15日に、現場で働くAIのプロフェッショナルに直接質問ができる「ワークショップ」を開催予定です。

※あるデータに対して関連する情報を注釈として付与すること
自然な会話ができるAIチャットサービス「ChatGPT」(チャットGPT)登場など、AI業界の発展が加速する中、KDDIテクノロジーでは、画像認識AIを中心とするソリューション開発や、パッケージ開発に注力しています。長年培ってきた画像処理技術、映像伝送技術、アプリ・システム開発経験をベースに、KDDIが保有する膨大なインフラ画像の利活用など、KDDIグループのシナジーを生かした画像認識AIの活用を推進しています。KDDIテクノロジーと KCJ GROUP は、本コンテンツを通じて、未来を担うこども達が楽しみながらAI技術の可能性を知り、AI技術を使って世の中の課題を解決することの大切さを学ぶことができる機会を提供してまいります。


■本コンテンツについて

 こども達は「動画」「トレーニング」「ワークショップ」の3コンテンツを組み合わせることで、社会や企業の課題に対して、AI技術(人工知能)を使った解決方法の便利さを伝える「AIエバンジェリスト」の仕事について楽しみながら学ぶことができます。

(1) 動画

・内容:「AIエバンジェリスト」の仕事に関する動画を本アプリ上で視聴できます。データに意味を持たせる情報を付与することで、AIの学習モデルを作るアノテーションの仕組みを学ぶことができます。

・提供開始日:2023年8月9日

(2) トレーニング

・内容:本アプリ上で、サビ検出や印字不良などのアノテーションが体験できます。サビ対象物を撮影した画像からサビを検出したり、牛乳パックに記載してある賞味期限の印字不良を判別するなどして、困っている人達をAI技術で助け、安全で快適な街づくりを行うミッションの遂行を目指します。

・提供開始日:2023年8月9日

(3) ワークショップ

・内容:参加型のオンラインワークショップに本アプリから申し込むことができます。AI技術の仕組みやAIエバンジェリストの仕事についてなど、現場で働くAIのプロフェッショナルと一緒に学ぶことができます。

・開催予定日:2023年10月15日

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目次

  1. エバンジェリストとは

  2. エバンジェリストの役割・活動内容

  3. エバンジェリストは、主にどんな業界で活躍できるか

  4. エバンジェリストに必要な能力

  5. エバンジェリストになるための心構え

参考元
エバンジェリストとは?新しい職種を活用しビジネスチャンスを生み出す企業も
注目の「エバンジェリスト」ってどんな仕事?ミッションや役割を解説!
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AIエバンジェリストの活躍事例について、いくつか紹介します。

企業での活動事例

プレゼンテーションとデモンストレーション

AIエバンジェリストは、イベントや展示会、セミナーなどで自社のAI製品やサービスについてプレゼンテーションを行います


高度で複雑なAI技術をわかりやすく説明し、その価値を聴衆に伝えます。また、個別の企業に対してAIソリューションのデモンストレーションを行い、具体的な導入効果や活用方法を提案します

社内啓発活動

AIエバンジェリストは社内でもAIに関する知見を広める重要な役割を担っています

最新のAI技術動向や自社のAIサービスについて社内教育を行い、組織全体のAIリテラシー向上に貢献します。

著名なAIエバンジェリスト

西脇資哲氏(日本マイクロソフト)

日本マイクロソフトのテクニカルソリューションエバンジェリストとして活躍しています

AIを活用した生産性向上や働き方改革などの企業課題解決に取り組んでおり、年間250回以上の講演を行っています。

中山五輪男氏(富士通)

富士通の首席エバンジェリストとして、AIやIoTなどの分野で活動しています

年間300回以上の講演や30以上の大学での特別講義を通じて、AIの可能性と活用方法を広く発信しています。

AIエバンジェリストの影響力

AIエバンジェリストの活動は、以下のような効果をもたらしています:

  1. AI技術の普及促進

  2. 企業のAI導入支援

  3. AIに関する正しい理解の促進

  4. 新たなAIビジネスチャンスの創出

AIエバンジェリストは、複雑なAI技術を分かりやすく伝え、その価値を広く社会に浸透させる重要な役割を果たしています。今後もAI技術の発展とともに、AIエバンジェリストの活躍の場はさらに広がっていくと考えられます。

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AIエバンジェリストが活躍するためには、以下の条件が重要です。

  1. 技術の深い理解と伝達力
    AIの基礎技術やトレンド、実用化事例に詳しいことが不可欠です。技術的に深い知識がありながら、専門用語をわかりやすく噛み砕いて伝える力が必要です。非エンジニア層や企業経営層にも理解できるような説明ができることが求められます。

  2. ビジョンの共有
    AIがどのように社会に影響を与えるのか、具体的なビジョンを持っていることが大切です。単なる技術的な話にとどまらず、「AIによってどのような未来が描けるか」を熱意をもって語り、周囲を巻き込む力があると強いです。これはリーダーシップとしての資質にもつながります。

  3. 多様なバックグラウンドの理解
    AIの導入は業界によってニーズや課題が異なるため、さまざまな分野に精通しているか、少なくとも業界固有の課題や解決策について理解する姿勢が大切です。金融、医療、製造、教育など、どの分野でどうAIが役立つかを説明できることで、信頼と共感を得られます。

  4. 共創型ネットワークの構築
    コミュニティの構築力も重要です。企業、研究機関、政府機関、スタートアップなど、AIの活用に関わるさまざまなステークホルダーとのネットワークを築き、相互協力を促進できることがエバンジェリストの活躍を助けます。また、業界イベントやカンファレンスでの登壇も効果的なネットワーク構築につながります。

  5. 倫理と透明性に対する理解
    AIが与える倫理的課題や透明性の重要性を理解し、これについて適切に語ることが必要です。AIエバンジェリストは、AIの社会的影響についても指摘し、倫理的な使用や公平性、透明性の維持について発言する責任が求められます。この姿勢がAI技術への信頼感を強化し、エバンジェリストとしての信頼性を高めます。

  6. 市場とトレンドの把握
    技術だけでなく、現在の市場動向やトレンド、法規制に関する知識も重要です。AIの進展に伴って、法的な規制や社会の変化も起こりやすいため、それに応じた提案や警鐘を鳴らせる力が求められます。

  7. 教育的リーダーシップ
    エバンジェリストとして、AIに対する一般の理解を深める教育的な活動も重要です。セミナーやワークショップを通じて、AIの基本的な知識から実践方法、ビジネスへの応用方法まで指導できる能力があると、より多くの人々がAIのメリットを理解しやすくなります。

これらの条件が整うことで、AIエバンジェリストはAIの普及と適切な導入の推進役として活躍できるでしょう。

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AIエバンジェリストが成功した企業の事例をいくつかご紹介します。

メルカリの事例

メルカリでは、AIを活用した画期的な出品システムを開発し、大きな成功を収めています。

AI画像認識による自動入力

メルカリは、AIの画像認識機能を活用して、商品の写真をアップロードするだけで商品情報が自動入力される出品システムを開発しました

。このシステムにより:

  • 出品プロセスが大幅に簡略化され、わずか1分程度で完了できるようになりました。

  • 商品のジャンルによっては、価格まで自動で提案されます。

  • ユーザーエクスペリエンス(UX)が大幅に向上しました。

この革新的なシステムは、「売ることを空気にする」というメルカリのビジョンを実現し、企業の成長を加速させる重要な要因となっています

グッデイの事例

九州北部を中心にホームセンター事業を展開するグッデイは、AIを活用して仕入れ業務を最適化しました。

AI予測モデルによる仕入れ最適化

グッデイは以下のようなAI活用を行いました:

  1. 商品の売上数を予測する学習モデルを作成

  2. 仕入れ業務にAIを導入

その結果:

  • 98%という高精度での仕入れ予測が実現

  • 在庫の平均値が16%減少

  • 園芸商品の仕入れにもAIを活用し、経験の浅いスタッフでも適切な仕入れが可能に

これらの取り組みにより、グッデイはホームセンター業界特有の仕入れ課題をAIの力で解決することに成功しました。

ソラストの事例

小売・サービス業を展開するソラストは、新入社員のフォローアップにAIを活用し、離職率の低下に成功しました。

AIによる新入社員サポート

ソラストは以下の取り組みを行いました:

  • 株式会社FRONTEOの「KIBIT」というAIシステムを導入

  • 面談記録をAIで解析し、新入社員への迅速なフォローを実現

この結果:

  • 面談記録作成の手間が大幅に削減

  • 担当者の負担が軽減

  • 新入社員へのサポート品質が向上

これらの施策により、ソラストは新入社員の離職率低下に成功しました。

まとめ

これらの事例から、AIエバンジェリストが企業内でAI技術の導入を推進し、具体的な業務改善や問題解決につなげていることがわかります。AIの活用により、業務効率化、コスト削減、顧客満足度向上など、多岐にわたる成果が得られています。AIエバンジェリストの役割は、こうした技術の可能性を見出し、実際のビジネス課題に適用していくことで、企業の競争力強化に大きく貢献しているといえるでしょう。

#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩