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都立中学受検は難しい?目指すべき?

2006年に東京都立桜修館中等教育学校が設立された。現在は、都立10校+千代田区立1校の11校の中高一貫校が東京都にある。
公立の中学校であるため、所謂受験ではなく適性を見極めるための「適性検査」を行っている。設立当初は10倍を超えていた入試も最近では落ち着いており、学校によるものの2.5~5倍程度になっているようだ。

適性検査の試験内容が洗練されてきたことに伴い、しっかりと対策をしなければ合格できないという事がしれわたってきたため、記念受検の児童が減り倍率が下がってきたのだろう。

ところで、この都立中学の偏差値なのだが、ちょっと高い。
四谷大塚男子80%
小石川68
渋谷教育学園渋谷2月1日が67
筑波大学附属が66

立川国際57
栄東B57
中央大学附属57

この偏差値の示すことは、都立向けだけの対策をしてきたのではなく、私立向けの対策をメインにやっていれば、都立中学にも合格することがきる、という事になると思っている。

都立の適性検査の問題は、問題数が少なめのため、ひとつ間違えると大きく点差が開いてしまう。そのため、80%というほぼ確実に合格するというラインはかなり上がっているのだろう。


都立中の適性検査は、問題文を読み込む読解力と回答できる記述力があると、合格しやすい。学力を測りきれていないのではないか、ともう部分があるのだ。結果として学力が十分ではない生徒も一部進学しているのではないかと思われる。


都立中学は学費がかからない。
さらに、都立高校に通う生徒にだけ応募する権利のある「次世代リーダー育成プロジェクト」という留学制度に、高校1年時に参加できる。(他の都立高校は高2以降)
海外研修制度のある私立中学の研修費用が3週間70万とかすることを考えると、それに30万円を加算して10カ月行けてしまう。

都立中学に通うことに何のデメリットもないだろう。

都立中学しか受けない児童は、試験慣れしていない。
ガチ私立受験組からすると、考えられないことをやらかしてくれることがある。

3日校。
決まっていなければ都立を混ぜるのは悪くないかな。

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