見出し画像

ポンドルテクニカル分析と環境認識の重要ポイント

◎相場状況


今週注目されたFOMCを通過して、市場は再びドル高方向か。
0.75%の大幅利上げを4回連続で実施しており、今後は利上げペースの鈍化が見込まれている。
しかし好調な労働市場や未だに抑えきれないインフレ圧力を受けて、利上げの最終到達水準(ターミナルレート)は従来見通しよりも引き上げられそうだ。
雇用統計では予想を大きく上回る雇用者数の26.1万人増。失業率は3.6予想のところ3.7%。
Good Newsとなった雇用統計を受けて株価は反発。株高ドル売りにより
リスクオン相場となりユロドル、ポンドル、オジドルはそれなりの戻しとなった。

◎テクニカル分析


注目はポンドル。
昨日の安値はチャネル下抜けしリターンムーブの流れだ。
昨日の下落までを一目均衡表の雲抜け1波としてカウントし戻りが本日高値
ぐらいで落ち着き来週再度最安値を試してくると3波形成かと思わせる。
ファンダメンタルズとしてはまだ転換するような状態ではない。
フィボナッチでも利確ポイントになりやすいレートを想定し波形を予測。

ポンドル4時間足に週足ピボットと一目均衡表

◎環境認識の重要ポイント

上記の様に環境認識してその通りにならない場合も想定しておくと固執したトレードで必要以上に粘ってしまい大きな損失を出すことも防ぐことができる。
環境認識は結果に基づいて現状を把握する事なので、確認した事により落ち着いてトレードが出来るあくまでも準備です。
しかし環境認識した事で過度な自信をトレードに持ち込むと所謂『過信トレード』となりロスカットの大きな原因を作ってしまう。
重要なのは現状を把握したらいくつかの想定をする事どの想定が逆行確率が低いか合理的に判断できるかだ。
複数のパターンを予測、想定をする事で微益撤退や微損撤退という損失拡大を防ぐ直感力を養ってくれます。
一つの仮定から想定範囲を広げる事が乱高下するこの相場で『最悪を想定して最善を尽くす』事になるのではないかと考えています。
今週はドル買いトレードのみで日利マイナスの日はありませんでした。
この結果は環境認識の見立てが上手くいった結果です。
トレードスキルではなく環境認識スキルと想定をいくつか用意してトレードできたのが良い結果に繋がったと思います。
土日は環境認識の時間にしてますので意外と忙しい週末になるのではないかと思っています。
それも来週勝つ為の準備です。
では良い週末を!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?