【天元トレード手法】ピボットによるトレード手法①
①Challenging entry (Long/short)
《概要》
デイリーピボットのP(ピボットポイント)をエントリーに使ったトレード手法です。
最も一般的なピボットを活用したデイトレ手法となります。
ピボットの概念としては…
ピボットポイント(P)は基準値と解釈されており買い優勢なら基準値の上で推移。売りが優勢なら基準値の下で推移すると判断します。
基準値の計算式は前日の高値、安値、終値を足して÷3をし算出されます。
終値が加わる事で方向性(引けの強さ、弱さを加味)が基準値のポイントです。
トレードビジョンとしては基準値からR1までの上昇、基準値からS1までの下落を切り取ります。
R1というのはレジスタンス1(レジスタンスレベルのレベル1と解釈しています)で上値抵抗帯として機能されやすいです。値幅的にはここら辺で転換されるかもという水準です。
S1はサポート1(サポートレベルのレベル1)は下値支持線として機能しやすく解釈は上記のR1と同じです。
要は前日の値動きを元に値幅的に転換がありそうなレートということです。
サポート、レジスタンスがレート(価格)で決まるのでリペイントがないのも私は重要視しています。
《トレードの流れ》
基本的にはダウ理論やプライスアクションで売買の優劣を確認しチャートパターンやレジサポ、サポレジ、トレンドライン、チャネル等で最終判断して『買う』か『売る』を決めます。
買うなら押し目買い。
売るなら戻し売り。
エントリータイミング=取引チャンスです。
チャンスの見極めにRSIを活用しています。
50ラインから買われ過ぎ、売られ過ぎ水準+R1、S1といったピボットラインまでをトレードしていきます。
30や70といった水準にきていたらエントリーは見送って高値掴み、安値掴みを防止します。
あとはエントリーポイントです。
ピボットのPからロング、ショートを入れていきます。
損切判断はR1、S1までのpipsや戻り高値、押し安値、前日高安値を考慮し損切ポイントを決めます。
例)
パターン①
Pでロング。損切してS1で買い直しのロング。利益確定はPもしくはR1。
パターン②
Pでロング。S1までそこまでpipsが離れていない等の根拠があればS1でナンピン。2ポジションをS1を明確に下抜けで損切。PもしくはR1で利益確定。
この様に裁量判断は必須となりますがトレンドには強いトレード手法となります。
アップしている解説チャートで見ると…
値動きとしてはトレンドラインを上抜けして、RSIは下から上抜けし買い優勢の50以上で推移してます
買い優勢と判断し『トレンドライン上抜け後の押し目買いトレード』といったテーマで押し目買いができます。
RSIが買われ過ぎ水準にまでいっては50まで落ちてますがチャート的には高安が切り上げていきます。
これがトレンドの状態です。
ピーク感が出てくると買われ過ぎ水準に突入し上に張りつきます。Pを明確に割ってから50に到達しているので売り優勢に転換しており、押し目買い戦略ではなく戻し売り戦略へ変更します。
『トレンドラインから再度売り直し』をテーマに戻し売りができます。
それでも、その時その時は逆張りですので、長期足もしっかり確認します。
トレンドの見極めと損切判断の難しさからチャレンジングといったトレードとなります。
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