見出し画像

0439 - さん、くん、ちゃん、はたまた、あだ名

t= 7 d= 3

なぜ急にそんなことを思い出したのかは謎だけど、小学生の時、同級生の友達がこんな内容のことを言っていた。

小学生の時は、友達のことを「下の名前に君づけ」もしくは「あだ名」で呼んでいるけど、中学生以上になったら呼び捨てになる。

【小学生時代】
・あきら:あきら君、あっくん
・たかし:たかし君、たかちゃん
・まこと:まこと君、まーくん

だとすると

【中学生時代】
・あきら:あきら
・たかし:たかし
・まこと:まこと

と、呼び方が変わるという話。

実際のところは特に中学生になったからといって呼び方がガラリと変わった記憶は無いので、この通りの流れになることのほうが少ないと思うが、なんとなく「呼び捨てにすること=大人になること」というイメージだったのかもしれない。

大人になってからはどうだろう。むしろ子供の時よりも「呼び方を変える」ことが多いような気がする。

初めましての時には「さん」で呼んでいた人も、少し話して人柄が分かると、すぐに「くん」だったり「あだ名」で呼んだりする。(もちろん、お仕事のお付き合いの場合は、どれだけ親しくなっても節度をもって「さん」のままであることも多いが)

あとは「さん」のままだけど、苗字+さん → ファーストネーム+さんになることもあったり。

歳上から「さん」付けで呼ばれてぎこちなさを感じる人もいれば、歳下から「ちゃん」付けで呼ばれてイラっとする人も少なくないと思う。

距離感を縮めたい場合には、今まで「さん」で呼んでいたのを突然「くん」で呼んでみたりするのは効果があったりもするかもしれない。

大人が大人を「ちゃん」付けで呼ぶのって、どんな関係性の時だろう。子供の頃からの仲良しの女性に対してとかが多いのかな。どうしても、地位の高い立場の人のチャラさを思い浮かべてしまうが、それも一昔前の話だったりするのだろうか。

呼び方ひとつで、関係性の距離感や相手へのリスペクトの度合いが垣間見れてしまうこともしばしば。それによる良さも悪さもあるだろうから、こういう場合はこう呼ぶべきと型にはめるのは難しいが、場やタイミングによって同じ人に対して呼び方を使い分けてみる(変化させてみる)ことで知れる新たな一面があるかもしれない。

古い価値観かもしれないが、自分の場合も、やはり「さん」よりも「くん」だったり「あだ名」で呼ばれるほうが距離感が近くなれた感じがして嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?