見出し画像

0098 - 地元について思うこと:予告

t= 2 d= 8

先週、地元(静岡県袋井市)で行われた『総合計画座談会』に参加した。

タイトルの下には『第2次総合計画「後期基本計画」策定に向けて』と書かれているが、袋井市では、平成28年度から令和7年度までの10年間をまちづくり総合計画の計画期間としている。今年(2020年)は、前期満了を迎えるため後期に向けた基本計画を策定する年なのだそうだ。

総合計画座談会1

画像2

3日間にわたる座談会。テーマとパネリストが全て異なるので、市の現状と課題について多彩で多角的な興味深い『この場だからこそな話』が聞けたことはとても良かった。メモする手も走りっぱなしだった。

総合計画座談会2

ただ、正直なところ、話を聞くほどに自分の中で増幅していたのは『不安』と『危機感』だ。そう感じた理由はこの辺り。

・前期で行なってきた結果分析や反省が述べられていない
・まちづくりについて語り合うのではなく、大半がパネリストの取り組んでいること紹介だった
・具体的に何をするという話が全く出てこない
・高齢者に向けた取り組みが充実しているのは分かったが、子育てに関する取り組みが見えない

要するに、未来に意識を向けて真剣に取り組もうという動きが全く見えなかったのだ。座談会を開催する目的は『計画策定に向けて』のはずだが、単なる『トークイベント開催しましたよ』といった呑気な様子が蔓延していた。

現状こうだから今後はもっとこうしたほうがいいと思うといった意見もゼロではなかった。ただ、印象としては『スローガン』止まり。理想はいくらでも語れる。目標を立てること自体だっていくらでもできる。でも大事なのは、というか必須なのは『その理想や目標を実現するために何にどう取り組もうとしていくのか』だ。課題を明確化して実際に解決して(カタチにして)いかなければ意味が無い。大勢の生活に影響することなのだから尚のこと具体的に。

不満ばかり並べても仕方がない。状況整理と理解を兼ねて、自分の考えを当マガジンで綴っていきたいと思う。きっと長くなるので何度かに分けて投稿することになるだろう。もちろん、その後しかるべき人や場所に提言したり、場合によっては市とは別軸で理解者&協力者を募り有志として動きながら着実にカタチにしていく所存。

お宝も多く環境的にも恵まれて可能性に満ち満ちた街なのに、今までのやり方から抜けられず、未来に向けて活かせる動きになっていないのは勿体なさすぎる。簡単には真似できない『この地域だからこそ』の強みや魅力に溢れている地元が、なんやかんやで好きなんですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?