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0242 - 企画する人という立場

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企画する人という立場柄、仕事をする場所は自由なので日頃からアチコチ出かけることが多い。むしろ、いつ何が発想のスイッチになるかもわからないので、意識してアチコチ出かけるようにしている。

それはそれで気楽でいいねと思われるかもしれないが、手を動かしていれば着実に前進する仕事ではないので、たぶん多くの人が想像するような悠々自適さでは全くない。むしろ「発想できない(アイデアが整わない)」状況が続けば、眠れなくなるほど気が全く休まらないこともしばしば。

また、抱えている案件内容・締め切りまでのタイミング・クライアントの性格や相性など、様々な要素が絡み、時と場合に応じて「じっくり練って考える」こともあれば「咄嗟に何か案を出さねばならない」こともある。その時々で「必要とされるスピード感」がバラバラなので「あれ、この出来事って先週だったっけ?先月だったっけ?えっ、半年前なの?」といった具合に、感覚としての時間軸が狂いまくることも日常茶飯事。

大変だぞアピールしたいわけではないが、責任も全て自分が負わなければならないので、上手く事が運べない時の地獄ぶりはなかなかのもの。

ただ、責任を全て負う分、試行錯誤と瞬発力で無事に乗り切ったり、誰かにとっての楽しい&嬉しいに繋がるカタチになった時のカタルシスは相当なもの。経験値が積み重なってレベルアップしたぞという実感も味わえる。

だから、今の仕事が好きでたまらない。

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