0474 - 最終的にプラスになるかどうか
t= 5 d= 5
まちづくりなど「広範囲の人たちにとってプラスになること」を進めようとした場合には、付いて来られる奴だけ付いて来いというスタンスではなく、なるべく「底上げする」方向で考える必要がある。
ただ、底上げすると言った場合には、つい「最初から全ての人をすくい上げる」ことも必須かと思いがちだが、そうでは無いと思っている。
むしろ、まずは一部の人に確実にプラスになることを仕掛ける。そのプラスの恩恵を受けた人たちが楽しそうに(嬉しそうに)している様子を見た近しい人たちが「いいな、自分もそうなりたいな」と動き出して、プラスになる範囲が少しずつ広がっていき、結果的に全体の底上げになるというプロセスを経たほうが、長期的に見ると「自ら動ける人も増える」ので良いはずだ。
家電の普及率と同じように、過半数を超えるまではきっと時間がかかるし、置いてけぼりを食らってると僻むような人も出てくるだろうが、過半数さえ超えれば「そっちが当たり前」になって一気に普及率は加速する。
今やろうとしていることについて、今すぐな(直接的な)結果だけで判断せず、先々まで見据えて「最終的にプラスになるかどうか」で考えることって大事だなと、最近改めて思ったよ記録メモ。
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