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0394 - 子どもは風の子 元気な子

t= 8 d= 2

タイトルにある言葉は、自分が通っていた小学校の校庭に一時期貼られていたスローガンのようなもの。

このように五七五の俳句調だったり七五調だったりの言葉が学校はもとより、町のあちこちに溢れていた。

毎日のように目にしていたこともあるだろうが、いくつかはパッと思い出せる。

・伸ばそう記録、今日より明日
・落とすなら、スピード・命、どっち取る?
・ほらできた、やればできるよ、がんばろう
・ありがとう、今度は私が、ありがとう
・元気なあいさつ、地域が元気

インパクトというよりも、言葉のリズムが良いから体に染み付いて覚えているのだろう。

そういえば、自分が小学生の頃は学校指定の体操服を着なければならず、冬でも半ズボン姿がデフォルトだった。更に同級生のうち何人かは「半袖」姿で毎日を過ごしていた。あの頃は、冬には近所の池や田んぼに氷が毎朝はったり、手がシモヤケになったりするような寒さだったにも関わらずだ。まさに「風の子 元気な子」である。

今はさすがに冬に半袖半ズボンの子どもを目にすることは滅多に無い。というか限りなくゼロだろう。寒ければ暖かくするのは当然のこと。むしろ自分たちの時代の感覚が突飛なのだと思う。

ちなみに、自分は小学校後半の体型は「ドラえもん」とあだ名を付けられるほど太っていた。そのため、冬の乾燥シーズンに半ズボンで歩いていると「股ズレ」を起こして内股がヒリヒリして痛かった。子どもの頃の冬といえば「寒さ」よりも「痛さ」の記憶のほうが濃いという切ない状況。

結論:風の子だとしても、寒い時は暖かい服装でいることをオススメしたい。

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