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デジタル通貨に「色」を付けるという提案


 まず言いたい!
何故、日本人には痛税感があるのか?
#税金 を、罰金のように考える人達に問いたい!
何故、あなた達は「莫大な広告費」を含む「商品価格」に文句を言わずに、消費税に文句を言っているか?
税金よりも正体も実態も見えない「広告費」を、あなたは毎月幾ら払っているのか?

 テレビやネットに広告が出ている商品は勿論。最初の試供品は無料と言うならば、次回からの商品には、その試供品のコストが入っているし。買い続けける人は、試供品だけでやめた人の為に、そのコストを払っているのである。

 この「広告費」という価格を、商品価格の中で原材料費の「物価」と分離出来たら…。社会の仕組みが、色々変わる。
その為に、デジタル日本円を創設する際には、是非「お金を色を付けて欲しい」という提案(  ̄ω ̄ )


#デジタル通貨
#ビットコイン のような、いわゆる仮想通貨/暗号資産を支えるブロックチェーン技術をつかって。日本円、米ドル、中国元と通貨もデジタル化しようという動きがある。
これには、紙幣や硬貨を無くす/減らすというだけでないメリットがたくさんあるのですが、それは巷で色々語られているので省略w。
今回の話題は、#デジタル日本円 を作る時に、是非やって欲しい事の提案。
多分、どっかの頭の良い人が、同じ事をもっと頭の良く提案していると思うけど。いずれ、そういう話を聞く時に、理解し易くなる…前フリと思ってください。
(なんなら、これをオードリー・タンに送りたい( ̄▽ ̄;)台湾で実験してくれないかな?)


・既存の通貨に「色」に付けて区別する意義と、その手段としてのデジタル通貨。
「お金に色は付いてない」とは、裏金を扱う悪人のセリフですが。
デジタル通貨なら、目的に合わせて色分け出来る。
その目的の一つが「広告費の見える化」。

 例えば、同じようなカップ麺でも、メジャーなメーカー品とスーパーのPBでは値段は違う。中身も少々違うとはいえ、やはり価格差の大きい部分は「広告費」。
ここで言う広告費とは、単にメディアに乗せる宣伝だけでなく、卸などの流通で支払われる協賛金とか支援金とか名前のつけられた費用も含む。
つまり、主に「企業の間で使うお金」。
ひとまず、この企業が会計で使うお金を「デジタル日本・青円」とする。

 企業の価値を計る株価などは、この青円を使う。

 そして、主に物価、消費者が商品を買うのに使うお金を「デジタル日本・赤円」とする。

メーカーのカップ麺150円は、赤90円+青60円となる。
PBのカップ麺100円は、赤80円+青20円となる。

 一見ややこしいが、この価格の考えが浸透すれば、物の価値の見方が変わる。
1億円のダイヤモンドなんて、同じ重さの鉛筆の芯と、同じ物価となり…赤100円である。
しかし、レア度や品質やカット云々で付加される宝飾品としての価値は、青9999万9900円(⌒▽⌒;)

スマホにしても、赤5万円に、アップルなら青は5万円付けれるけど。
知らないメーカーだと、青1万円までしか払えないなぁ…って事になっていく。

 企業側も広告費というだけでなく、開発や購入後のサービスなどを青円として計上していくので、消費者には分かりやすくなる。

トヨタとレクサスにように、同じメーカーの中での高級ブランドも、青円の割合を増やす事で差別化の意味が強調出来る。

そんな事したら、青円の安い物を買うに決まっているじゃん!…と言う人は。そもそも、レクサスやIPhoneを選ばない人である。
指輪1個が数十万円という事に納得がいかない人でしょうw
その人達は、この色付きデジタル日本円が実現すれば、より迷う事なく、赤円商品を選べる!

ブランド物大好き!高価な物程価値がある!と思っている人は、その逆。
庶民には買えない青円商品を好んで買う。


・赤円と青円を分ける意義。
#コロナ禍 でも株価が上がり続けて、実態経済とかけ離れている…と言われますが。
だったら、 #株価 を実態経済と切り離せば良い(  ̄ω ̄ )

つまり、株価や金融商品などの取引には青円を使う。
企業や会社としては、青円をたくさん持っていれば便利である。
そして、利子や見込みの利益など帳簿上の資産も、全て青円で扱う。

ん?と思う方もいるだろうが。
時価1万円の株券を持っていっても、コンビニでパンを買ってお釣りをもらう事は出来ない。
この現状よりも、青/赤円時代は便利になる。

FXで儲けた1億青円をウォレットに入れとけば、コンビニでパンが買える。
ただし、赤80円青20円のパンを青100円で買えたら、株価と実態経済を切り離した事にならない。

 青と赤には、交換レートを設定する。
どっちを幾ら高くするか?
大問題である。
しかし、これが色付きのデジタル通貨導入の力にもなる。

為替相場のような変動性にすれば、おのずと青赤変換市場が生まれ、先物やら何やら新しい金融商品が作られる。
これは、今でも銀行間で行われている取引に似ている。
企業や銀行は、経済情勢や市場の傾向に応じて、手持ちの青と赤を交換していく。


・もう1色加える。
 緑円。
これは、税金専用のデジタル日本円。

消費税が10%なら、100円カップ麺は、赤80円・青20円・緑10円となる。

この緑円も赤青に交換も出来るんだが…レートはとても悪い。

つまり、企業や商店は、緑円をそのまま税金の支払いに使うのが一番お得となる。
つまり、脱税しづらいw

さらに、小規模経営で消費税の納税が免除されているという問題も解決できる。
電子決済が進めば、緑円は緑円専用口座で会計され、消費者からただちに国庫に納税される。
消費税として受け取ったお金を運転資金にして、年度末に困る事は無くなる。
現場から文句はあるだろーが、原則論の前では太刀打ち出来まい!

町の信用金庫は、緑円で貸し付けを行う事もすれば、企業経営の管理もしやすくなる。

 また、緑円を介さない電子取引が成立しないようにすれば、デジタル日本円で麻薬とか違法なブツは買えなくなる。
買うなら、税金払う(アシがつく)か。
路上で金貨やビットコインで取引するしかなくなる。

緑円の導入によって、あらゆる経済の健全化が図れる!
(裏金が無くなる、とは言わないが。今よりずっと透明性のある経済になる)


・3色通貨経済が目指すもの
 経済の透明性/健全化だけでなく。
このデジタル日本円は、 #ベーシックインカム のベースとなる。

#ベーカム を誤解している人も多いが。
年収1億円稼ぎたい人は、今まで通りに、頑張れば1億円稼げる社会である。
底辺の底上げをしたいだけで、プロ野球選手までベーカムだけで暮らせとは言っていない。

また、コロナ禍によって「働きたいのに働けない人」が増えた事で。
「働らかないと心に決めたクズや、ただのぐうたら」と「働きたいのに働けない人」の違いを多くの人が実感したと思う。
働く先がない、病気で思うように体が動かない、介護や育児の負担がある…。
こうした人達を支えるベーカムは、生活保護の進化版であって。
税金で賄わなくても、賄う方法が色付き通貨経済にはある。
まぁ、私的ベーカム論は、別の機会に書くとして。

ベーカムで一人/月10万円払うとしたら。
赤8万円・青2万円・緑1万円となる。

ベーカム分の消費税用に緑円1万円をもらえるのは、基礎控除みたいなものである。
消費税率を変えたら、緑円も変えればいい。

商品価格の中で青円の比率の高い物は、いわば嗜好品であり贅沢品なので、ベーカムで買う必要はあまり無い。
青円が高いフェラーリが欲しい人は、青円をたくさん稼げる職業につけば良い。

給料のほとんどが赤円という仕事もあれば。
フィナンシャルダカナントカって仕事の人は、青円でたーくさん報酬がもらえる。
漫画家だと、原稿料は青赤半々だけど、印税は青…とか。
こういう比率は、社会の常識として形作られていくと思う。


・結論
 便利そうでしょ?( ̄▽ ̄;)

ナントカペイとも共存出来る。
むしろ、ナントカペイ以前のポイントの方がめんどくさい。
あれは、民間がかってにやってる準通貨であって、パッと消えても不思議ではないものなんだが…、みんな、好きだよネ( ̄▽ ̄;)

 繰り返すが、多分、ちゃんと経済を学問している人達の間では、こういう議論がもっと進んでいる筈。

実際に導入されると、頭の良いガメつい金融マンが、不思議な市場を作り出して、儲ける。
でも、膨らむのは帳簿の中の青円なので、実態経済/消費者物価というものとは距離を開けてるから。
リーマン・ショックやバブル崩壊みたいな事が起きた時に、コントロールしやすいと思う。政府は、事態収拾の為に青円の発行額や価値/交換レートをいじればいい。
それでも、庶民が持つ(日々、ご飯を食べる為の)赤円の価値は変わらない。
と言うか、「変わらないような仕組みにするんだよ!」(  ̄ω ̄ )

「…中国デジタル元は、そうしておいた方が良いぞ」と、紅い国のくまのプーさんに伝えたいものだ…( ̄▽ ̄;)


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