失うものがないから挑戦できるよね、って話。

今日は登山の予定だったのですが、台風により計画変更せざるを得ない羽目に。

ということで、ワーカホリック(というかワーカフロリック)の私には珍しく1日休みだったので、映画Dayにすることに。

『明日に向かって笑え!』というアルゼンチンの村が舞台の映画を観て来ました。

20文字以内で説明すると「騙し取られたお金を協力して取り返す話」(全18文字)で、一応実際に起こった預金封鎖を元にしていたり、学べる側面も3mm程度ある。

あとはひたすらあの手この手を使って雑な計画でお金を奪い返そうとするんだけど、私はああいう農村の世界観が好きだったりするのでなかなか楽しめました。

何より一番感じたことは、失うものがあるって怖いよね、そして失うものがないって強いよね、ってこと。

悪役(お金を騙し取った人)が、金庫に隠していたお金を全て取られた時の絶望ったらない。

リッチな人は生活水準も上げてしまうからね。

ここは私も少し気をつけていて、給料が上がろうと貯金が増えようと生活水準はなるべく上げたくないし、どんなところでも生きていくことができる自分でいたい。

自分は世界的に見てかなり恵まれた生活をしていて、この生活が壊れない保証はどこにもない。

少し生活の質が下がった時に生きる希望を無くしてしまうことがないように、これからも旅をしながら過酷な生活していきたいと思うのでした。(ただのドM)

主人公は全財産を無くして、事故で妻も亡くして、それこそどん底。

だからこそ、闘うことができる。

こんな映画を観てしまうと独身願望に拍車がかかります。

結婚したり子供を持ったりして大切なものができてしまうと、それと引き換えに自由や挑戦心が奪われてしまうのよね。「そうじゃない」という人もいるんだろうけど、少なくとも私はそう思ってる。

だから、やりたいこと全てやり終わるまでは結婚したくない、という気持ちがとても強い。

私はまだやりたいこと100個くらいあるし、死ぬまでにやり切ることができる気がしない。どうしよう。

今は亡きおじいちゃんが生きていた時に、私はシンガポール生きを決めた。

おじいちゃんの調子は既に良くなかったから、私がシンガポールにいる間に万が一のことが起こるかもしれないということはわかってた。

本当は「シンガポールに行くのはやめよう」と思った。結局それでもシンガポールに来て、その間におじいちゃんを亡くして、後悔はしてない。

じゃあ、私は夫や子供を置いて自分の人生を謳歌できるだろうか。

うーん、難しいね。だからこそ、私は1人でいた方がいいような気がするよね。

そしてお金についても、貯めれば貯めるほど不安は大きくなるから、ちゃんと上手く使って誰にも手をつけることのできない自分の知識や経験として蓄えるしかないよね、と。

日本でも預金封鎖が起こらないとは言えないし。そもそも確実に円の価値は今以上に下がるので、日本円なんて持っていてもしょうがないね。

自己投資、自己投資!


ひとつ悲しかったことは、私はベネフィットステーションの会員なのに会員証を忘れて300円の割引が受けられなかったこと。(ちっさ!)

日本の映画館って、高いよね。

シンガポールでは、約1000円でした。物価はシンガポールの方が圧倒的に高いのですが、映画は安いです。天国。

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