行動は、なぜ現実を変えるのか (私の実体験から)

私に起こった実際の体験結果を書いたのだけれど、

「ふーん、そうかい。それはよかったね」
程度に思っている人、多いのではないでしょうか。

以前の私がそうでしたよ(汗)。

悩みもがいていた頃に、
いろいろと体験談を聞きました。
もちろん、成功談も含めて。

でもね、成功談を聞いたところで、
「なーんだ、自慢話じゃあないか。
 そりゃあ、あなたには、いい結果が出たかもしれませんよ。
 ええ、ええ、よかったですね(←皮肉っぽく)。
 でも、それが私にも起こるって保証はなんですよ。
 私はだめなのかもしれないんで・・・」
と受け留めていたのです。

だから、
前回、前々回の体験談を読んだ人が、
「そんなにうまく解決するわけないでしょ?」
「たまたまそうなっただけでしょ?」
と思ったとしても、
それはそれで当然だと思います。

行動を起こすと、
どうして奇跡のようなことが起こるのか――。
真州斎老師のメッセージでは、
そんな細かなところには触れていません。

でも、私(真州斎・代理人)の経験を踏まえて、、
「行動に踏み切ることがなぜ奇跡をもたらすのか」
について少し解説してみようかと思います。

まず、行動を起こす前は、
あれやこれやと、頭の中でもやもや考えている状態です。

これって、理想的な“解(答え)”を求めているのですよ、きっと。
でもいくら考えていても、理想解なんて得られない。
つまり、妄想――。
それで、よけいいらいらしてしまう。

これに対して、行動を起こすというのは、
現実解を求めることのように思えます。

現実解は、理想解ではないかもしれない。
正解ではないかもしれない。
でも、行動をしてみて、うまく行かなかったら、
次の現実解を模索すればいいのです。

ゲーム感覚で・・・というのは、
そういうことなのでしょう。

「苦しい状況に遭遇したら、ゲーム感覚で取り組むとよい」
――これは、心理学でも勧めている手法です。

嫌な上司のケースでいうと、
いくつもの行動を試してみましたよ。
そんな中で、
「そうだ、いやなことを言われるときには、
録音してやろうじゃないか」
というひらめきがありました。

ある日、
いつものように上司から呼ばれたときのこと、
「今日は録音させてもらいますよ」と切り出したのです。
そのときすでに録音「ON」の状態です。
上司は、「む!」と言ったきりでした。

後から考えてみたら、
上司としては、
「なんだ!こんなもの使いやがって!」
と怒鳴りたいところだったでしょう。
でも、そんな言葉を発したら、
まずいことになるわけですよ。
なぜって、
すでに録音は始まってしまっているのですから、
「なんだ!こんなもの使いやがって!」
っていう音声も録音されてしまうわけです。

前回、「上司が段々におとなしくなってきた」と書きましたが、
それには、こうした行動の積み重ねがあった次第です。

行動を起こすと、
いろいろと現実的なアイディアが出てくるもので、
そうした中から“奇跡”が生まれるのではないかと実感しております。

そして大事なこと――。
それは
「自分1」=他人=「自分2」=「自分3」=「自分4」・・・

つまり、
私(真州斎・代理人)に起こることは、
あなたにも起こりうるということなのです。

私は、それに気づくまでに時間がかかった・・・。
他人に起こりうる(奇跡)は、自分にも起こりうるのだということが、
気づけずにいたのです。
このことが、分かっていれば、
もっと充実した人生が送れたのではないかと、
反省しております。

真州斎・代理人

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