ファインダー越しのワタシのセカイ
ここ最近、カメラで写真を撮るようになった。
なんか取り憑かれたように、仕事に行く時にカメラを持ち歩き、仕事前の早朝やお昼休み、さらには仕事帰りに好きなスポットへ行って・・
休日は気になる被写体を見つけたら撮る、撮る、撮りまくる。
そんな中、最近流行り?のスレッズでこんな投稿を見つけた。
なんていい言葉なんだと思った。
特に、心を形にするってところは自分が普段唱えている写真への考え、見つめる先にある心の情景がその枠の彩りを決めていく、という考えに似ている。
まさにそうだと思った。
ここ数年、自分はスマホカメラで撮り歩いていた。最近のスマホの性能はいい。単に撮るだけじゃなく、ポートレートや夜景まで一眼カメラにひけを取らない写りっぷりだ。
だけど、いい感じに撮れていてもどこか物足りなさを感じていた。だって、物理的にセンサーサイズや光学レンズ性能が桁違いだし、画面を触って撮るスマホとファインダーを覗いて枠を切り取る一眼カメラとは撮ってるニュアンスが全然違うんだよな。
そんなこんなで、自分のスマホ遍歴は大変なものになっていっていた。
元々、ガジェットが好きな自分にとってスマホは恰好のアイテムだったから。
スマホカメラの性能を追い求めるあまり、色々とお金もたくさん出ていってしまった。
そして色々と考えているうちに、これではと思い中古の一眼レフカメラを買ってみた。機種はNikon D5300+AF-S DX NIKKOR 18-140mm。
約7倍の高倍率ズームが一本あればとりあえずなんでも撮れるし、D5300は昔一眼レフを始めた頃にハマっていた機種なので、これにした。
結果、あの頃のトキメキが蘇ってくる。
ファインダーを覗いて風景を切り取る瞬間がたまらなくいいのだ。
表題にある写真は、奈良の三条通り商店街を興福寺がある坂の上から高倍率ズームで撮ったもの。
その時は、坂の上から商店街を見てボーっとしてたんだろうな、そんな気持ちで撮ってみた。遠くに見えるJRの高架がシンボル的だ。
この日は早朝から家を出て、奈良公園に行くまでにいくつか撮り歩いてみた。
絶景な風景も好きだけど、こういう路地的なものも好きでつい脇道を見つけると足を止めて撮ってしまう。
好きなんだよな、、路地が(笑)
改めて、自分はこういう瞬間が好きなんだと確信した。
今まで、カメラとスマホを両方使うことはあってもスマホは使わないってことはあまりなかった。
このときはスマホなんて全然触らなかったし、とにかく歩きながら街の様子を見て気になる被写体を見つけては撮っていたな。
ファインダー越しのワタシのセカイ、乞うご期待!
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