見出し画像

タロット講座、63

タロット講座

カップの7



ーーーーーーーーーーーーーーー


幻想的な絵柄が表しているのは象徴。

月桂樹の冠は栄誉。

宝石は富。蛇は誘惑。

女性の首は恋人。城は名声。


そして、中身がわからないモノは過剰な期待?


幻想的、夢想的、妄想的な、非現実的なものに囚われているカードです。

また、選択肢が沢山ありすぎて、どうするか?もわかりません。


連想できる事柄は?
思い込みの強さ、理想、甘い妄想・夢、迷いの虜、叶わない夢の幻想、現実感のない妄想、ありえないイメージ、多くの願望、欲望、まだ実現できていないからこその欲望・妄想・願望・希望。


ーーーーー

また、7の数字は?

夢の成就、割り切れない、果てしなく続く目的、こぎつけたいテーマ、客観的、比較対象求める、最大公約数たち回り、バランスの中での自己主張



カップは?


エモーショナルな事、エモーショナルな願望、スピリチュアルな事、心の状態、感情、愛情、芸術、想い、希望、あらゆる情を介した人間関係を表します。



ちなみに、西洋占星術で水の星座を表すカップが、対人の7の位置にあるとーーー


周囲、対人、相手に理想を投影しすぎるような所があります。

身近な関係なほど、自分の理想を投影して、それで、後で失望するような?そんな傾向が出ます。

そして、過剰な依頼心が出たり、また、逆に世話をする形にもなります。

また、選んだ相手に、一蓮托生的に運命共同体のような傾向がでて、相手に対して、遠隔操作的に、自分に支援後援させるよう誘導したりするところがあります。

また、対人の中で、自己犠牲的に、選んだ相手に尽くす傾向がでたり?
また、なんとなくの俗っぽさに欠けて、周りから犠牲にされやすいようなところがあります。



ーーーーーーーーーー


カップの7、スタンダードな、意味としてはー


妄想、空想、迷い、夢見がち、対人においての過剰な期待、決めれない、依存、だらしなさ怠惰、無精、際限のない夢期待、砂上の楼閣、あれもこれも、非現実的なものにとらわれる、現実を見失う、誘惑に負ける、識別能力が退化している、キャパオーバー



リバース
現実的選択できる時、決断できる時、迷いが吹っ切れる、決心できる、現実がわかる、冷静になる、ベストな選択、具体化できる、道が見える、正気に戻ると、希望が叶い、夢から覚める、現実が見える、よくなる状況



ーーーーーーーーーーーーーーーー

カップの7が、状況環境ででたならば?


望むものが多すぎて選択肢に迷う。
望むことに過剰期待してしまう。
望むことに、リアリティがない。
自分の目測が過大すぎて、現実との相克に合う。
周りに過剰期待してしまう。
現実を見失いがち、夢想的。
周りの空気の読み方が、知らぬ間に、自分の理想を込めて観てしまうので、後で失望しがち。
知らぬ間に、俗っぽさに欠けて、非現実的になってしまう。




カップの7が、仕事ででたならば?

現実を見失いがち、目測を見間違える、思う絵図通りに事が運ばない、自分の想いが現実化しない。ポカミス、うっかりミス、思い込みのミスが多い。
報連相を舐めて、怠りがち。
何かに巻き込まれる。
周りに期待しすぎて、失敗する。
依頼心が強すぎる。
盲信か?猜疑心警戒心が強すぎる。
思い込みが激しすぎる?




カップの7が、対人関係ででたならば?

対人で信用したり、期待しすぎる感がある。
勝手に裏切られたと思う。
勝手に対人関係での思い込みが激しい。
勝手に期待しすぎて、後に失望しやすい。
報連相を怠ってしまいがち。
身近な相手に感情的になってしまう。




カップの7が、アドバイスででたならば?

思い込みが強いので、現実的に裏を取る事が大事。
報連相をきっちりする事。
ミス、思い込みに充分、注意の時。
うっかり、人を信用信頼してはいけない時。
親しい人に対して、過剰期待することや、感情的にならない事が大事。




カップの7のリバースが、状況環境ででたならば?

望む選択肢に迷う事なく、現実的になれる。
望むことに過剰期待してしまう事なく、現実的に観れる。
望むことと、現実とのギャップがない。
自分の想いが、現実的になる。
周りに過剰期待することなく、接せれる。




カップの7のリバースが、仕事ででたならば?

現実を見ているので、目測を見間違えない。
思う絵図通りに事が運ぶ。
自分の想いが現実化する。
ポカミスがない。
報連相がしっかり出来ている。 
巻き込まれない。



カップの7のリバースが、対人関係ででたならば?

対人をしっかり観れている。
対人関係での思い込みがなく、その人その人を等身大で観れている。
人に期待しすぎることなく、その人を現実的に観れている。
自分の思いよりも、人に良くしてもらえる。
依頼心がなく、精神的に自立できている。



カップの7のリバースが、アドバイスででたならば?

迷うことなく優先順位を決めるのがいい。なにかを決断するのがいい。
周りに過剰期待せず、思い込みで判断しないで。
人を現実的に観れているので、心で決めるよりも、損得で決めるのがいい。

ドライに、クールに決めるのがいい。
周りに期待しすぎるより、精神的に自立した方がいい。


ーーーーーーーーーーーー
ソレぞれの7のカード


ソードの7

策略、裏切り、二枚舌、企て、企み、狡猾さ、反道徳的行為、違法行為、ずる賢い、不正、不義、影の暗躍、責任逃れ、ズルごまかし、不誠実、二つの顔、泥棒カード、秘密裏の悪巧み、うさんくささ、だしぬく、詐欺、盗み見、スパイ、横領、情報操作、盗難空き巣、狡猾な立ち回り、信用できない人、人をはめる又はめられる。
打算が中心の理解力、判断力、識別能力、技芸技術、折衝交渉コミュニケーション能力で立ち回るとき。



リバース
謝罪、感謝される、人を信用して自分も信用される、才能・素質、仕事・学問への情熱、賢い立ち回り、信用されるような行動をする。
誠実な、良いコミュニケーション。
対人に上手く、知識技術、論理、理解を交える。
感謝される、謝罪。健全なコミュニケーション、計画。

ーーーーーーーーーーーーーー

ペンタクルの7の意味として

希望は叶うが、時間がかかる。報酬が得られる、時間がかかる。
ゆっくりと成長、遅い進歩、変化が遅い、治癒が時間がかかる、結果を得られるが不満足。
理想と現実の相克(理想が高いから結果は出ていても不満足)、不満足感の実り(ある程度の実りはある)、現状不満(感謝を忘れている)
見直し、改革改善の必要性、創意工夫の必要性、状況の見直しの必要性、応用、ひと工夫のヤル気の必要性 、査定自己評価が厳しすぎる、過大評価している。感謝の気持ちが大事。


リバース
努力が実を結ばない、諦め、アプローチの失敗、コミュニケーション不足、疎遠、ひと工夫が足りない、想い通りになれない、計画通りにいかない、過大評価、生産性の低さ、不満ばかりの〜、甘い見通し、思慮熟慮するばかり、行動力がない、ビジョンがない


ーーーーーーーーーーーーーーーー


ワンドの7

気合いを入れ続ける姿勢、立場維持に力を入れる、妥協はしない、孤軍奮闘、有利な立場、物事をコントロールすること、自己主張の強い形、主導権を握っている、猛烈なアプローチ、リードする、積極果敢な様、諦めない、強い主張、強い折衝交渉で相手をおれさす、〜



リバース
不利な立場、覚悟が決まらない、優柔不断、精神的弱さ、迷い、守りきれない、消極的、諦める、



ーーーーーーーーーーーーーーーー


戦車7と死神13

テーマとしては、エネルギーのバランス、あり方。


戦車はエネルギーの方向を、バランスよくブレないように、1つの方向に向かわせます。

死神は、命の螺旋の中で、バランスが保てなくなったエネルギー(生命)を、来世に向かわせるために刈り取ります。


そして、次の来世で生まれたエネルギー(生命)が、バランスを取りながら、戦車を推進させます。

そして、戦車、死神?
どちらのエネルギーも、物事をはっきりさせます。
そして、はっきりさせる事で、エネルギーが強くなります。
戦車はエネルギーを、バランスをとって集中させて(比較して)強くします。

死神は、エネルギーがバランスを保てなくなり、破壊がありますが、その先には創造の強いエネルギーが生まれます。

そして、そのバランスの集中エネルギー、創造のエネルギーを意識した時?

7+13=20

審判20の、意識の集中があれば、過去にも、未来にも関係なく、不可能を可能にするエネルギーを任意に取り出せるのです。


ーーーーーーー

戦車7。

戦車7は、天秤座の性質があります。
戦車7が勢いよく進むためには?
戦車のコマが安定するためにーーーー

天秤座のバランス、調和、公平感、均衡が大事です。

そして、天秤座は牡羊座の意味も併せ持ち。
戦車7が強く進むためには?
戦車の推進のために、テンション、ヤル気意欲を強く保つためにーーーーー
牡羊座の環境に負けない活力、勢いの良さが必要です。

戦車7としてのタロットの意味はーーー


バランスコントロールしながら強く進む、行動力ある、勢いが良い、困難を克服、勝利、目標目的に突き進む、制服欲求、積極的、強い力、闘志戦意、障害トラブルを克服、扱いにくいものを扱う
制御ができている、勝利、バイタリティー、思いのままに操る



リバース
自立できない、コントロールできない、克服できない、バランス取れない、価値観合わない、扱いにくいものに負ける

ーーーーーーーーーーーーーー


死神13

終わりと始まりの様な、死神13。
骸骨と、まさに死神の様な絵柄は、天の粛清。

曖昧さも、癒着も、安全も、安心も、安定もありません。

完全に日常、ルーティンが壊されるイメージです。
破壊と創生。
今世から来世なのです。
極から極なのです。


そして、13の数字は、1+3=4。
皇帝4です。


皇帝は、自分の世界の秩序、ルールを普及させます。
それは、常識、秩序、モラルです。
そして、その世界での癒着、現状維持、村社会的秩序、モラル、ルールです。


この死神13の秩序、ルールは、万人に共通した死という秩序です。

そして、絵柄から、骸骨の肉がないのも、余分なものを徹底的に排除するのです。

そして、輪廻転生的な来世もうかがえます。
破壊であり、解体であり?
安心、安全、喜び、現状維持はありません。
ダイレクトなのです。

でも、破壊と再構築、輪廻転生の螺旋の中の創造なのです。


死神の意味としてはーーーーー


死神13

否応無しの変化、粛正のような変化、生まれ変わり、合理が過ぎる、秩序が変わる、新しいルール、破壊的、断捨離、ダイレクト過ぎる変化、根本的変化、否応無しの大変化、不毛、絶交、破局、環境不適応、今の秩序を破壊。
いろんな価値観を超越した大変化。
破壊でありながらも、創造の側面も?



リバース

穏やかな変化、沈滞、停滞、変化しない、除去できない、みなおし立て直しが穏やか、足踏み状態、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
死神13のキーワード
完全なる終わりと始まり、破壊と創生、否応無しの変化、定め、現状依存できない、過去に縛られない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?