上海クーデター後の混乱の中、広州ソヴィエト政府の樹立を宣言した広州蜂起事件。その裏にはソ連領事館がいたことが明らかになっている。コミンテルンが北伐を共産主義革命に転化させる目論見でいたことはここからも伺える。そしてこれも中国の保全を定めた九カ国条約の矛盾が露呈した事件であった。

あの戦争に関する真実を広めるため、また反日プロパガンダを粉砕するため手弁当で活動を続けております。皆様のサポートがいただけるとたいへん助かります。