Photo by kiyofico 第三話 音の声 永野和紗 2020年10月5日 15:08 ¥200 音楽を奏でているときだけは夢中になれる。いつも僕の頭の中に出てくる言葉たち。同級生とのいざこざ。それらは遠くに行き、音だけが響いている。ギターを手に取り、ドラムと奏でるそれは音楽と呼べる者ではないが、たしかに僕が音を出し、聞こえてくる者だ。この時間だけは誰にも支配されず、自由だ。 ダウンロード copy ここから先は 223字 ¥ 200 購入手続きへ ログイン #小説 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート