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【クルマ編-第23回】 CADILLAC XT4 Platinum

“ アメリカンライフスタイルと雄大な大地が生んだ フリーダム・SUV ”
CADILLAC XT4 Platinum
一昔前までは、皆さんはアメリカのSUVと言うと「ダイナミックで大柄、走りも優雅だけど少しおっとりで…」というようなイメージを何気なく持たれていたのではないでしょうか?
確かに、ダーティーハリーなどの映画の中でのワンシーンや、街のアメリカンな中古車ショップに並ぶ少しヒストリックなアメリカ車を見ているとそんなイメージも自然と湧いてくると思います。
私自身もアメリカに行くと、ニューヨークやサンフランシスコなどの都市周辺の比較的ゆったりと走る場所では、キャデラックやリンカーンなどフルサイズのアメリカ車を映画のシーンを思い浮かべて楽しみながら運転しています。また、雄大な砂漠や気持ちの良い山岳ハイウェイなどヨーロッパの速度と似たような速度規制のエリアでは、ムスタングなどのアメリカン・スポーティ車を楽しんでいます。

スライド1

国土の狭い日本で、整備された道と河原のバーベキュー程度の走りで使い、むしろファッション感覚で楽しむ日本のSUV。
しかし、国土も広く自然のスケールも雄大なアメリカでのSUVは、国立公園や国定公園など大自然の中へ出かける週末の家族旅行にとっては必需品。
そして、大自然の中にあるオフロードを使って行くようなロッジで宿泊するとなると、多くの荷物や食料品も詰め込んで行く必要があります。
フリーウェイを抜けた途中の山岳ハイウェイも制限速度60~65mile/h、ヨーロッパ並みのスピードでアップダウンや曲がりくねった2車線ハイウェイを走ります。

スライド2

私たちが昔抱いていた「アメ車」というイメージは既に昔の話…このようなライフスタイルからの市場要求がどんどんアメリカ車を変えています。
ドイツのニュルブルクリンクでのメーカー合同開発テスト(インダストリープール)でもキャデラックはよく見かけました。
アメリカのライフスタイルの要求に合った、居住性や積載性そして欧州車並みの走行性能や機能性。アメリカ車はここ最近どんどん進化してきています。

今回は、アメリカ車は 今どんな進化をしているのか…この辺を中心に検証しました。「ナショナリティとクルマ」これについても一緒に考えてみませんか、とても良いテーマです。

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