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【思考編-第24回】クルマのEV化は人や社会をどう変えていくのか?-1

脱炭素対策の決め手として、クルマのEV化が各国の法律により推進され、自動車メーカー各社からも「ガソリンエンジンは、2030年以降販売しない…或いはEVの販売比率を○○%以上にする」等のアナウンスも盛んに出されています。

現在、巷で行われている脱炭素に於けるクルマの論議は「EV車への転換とインフラ整備」が主体に行なわれています。
クルマについては、テスラやリーフなど EV車は発売後すでに10年以上を経過していますし、商品のポジションも作られつつあります。
一方のインフラ整備(電力供給と充電設備)を見ると、多くの原発を持ち余剰電力の有効活用を含めEV化に押し進む欧州(原発停止のドイツは不足分をフランスから購入)や、原発を増設中の中国と違い、脱炭素発電の目途も不透明なまま、日本ではトヨタを代表として提唱される多角的な脱炭素戦略提案を無視して政府が「EV化の基本方針」を決めているのが現状!

 EV化とインフラ整備は既に論議されているので、これはまた別の機会に話す事にして、今回は現在ほとんど論議されていない…「EV車の長所や短所など商品の特性がこれから先の社会や人々の生活に起こす変革」について考えてみたいと思います。 実は単なるEV車論議やインフラ論議以上に、EV車の商品としての特徴が引き起こす社会や人の生活への影響とその結果生じる変革が大きい問題であることに気づかれると思います。

24)EV化は人や社会をどう変える写真(雪道)21.8.7pptx

皆さんもこのテーマについては、何人かでブレーンストーミングをしてみて下さい。とても先見思考の研鑽になるテーマだと思います。
ここから先は、推定思考法のチャートを使って動画で詳しく解説します。

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