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【クルマ編-第33回】SUBARU LEGACY OUTBACK Limited EX

「ワゴン車型+SUV走破性+水平対向エンジン」という独自のカテゴリーを提案し、" SUBARU の伝統と らしさの個性"を象徴する、ある意味SUBARUのブランドを代表するモデル。

 比較的ヨーロッパの製品が信頼される アメリカの東海岸エリアに於いても、「冬場の凍結路や雪道で頼れ、ユーティリティも高く信頼されるクルマ」として早くからその独自の商品価値を認められ、郊外の街中でよく見かける SUBARU LEGACY OUTBACK。
外観やインテリアデザイン、そしてシートや内装の造りなど、よりラグジュアリーでスポーティーな進化を遂げたが、その内容はメインマーケットであるアメリカ市場における顧客の嗜好を強く反映したものとなっている。

エンジンは従来の排気量2.5Lの自然吸気仕様から、レヴォーグで既に搭載されている 排気量1.8Lのダウンサイジング・ターボ仕様に変更されて、吸気冷却用のインタークーラーが追加された。
しかし、他の全てのSUBARU車に採用されている、いわば SUBARUターボエンジン搭載車の象徴のようになっている「フードの上面に大きく張り出したインタークーラー冷却風の取り入れ口」は採用せず、走行風の圧力が比較的高い「グリル上部のスリットからインタークーラー用の冷却風を導くスマートな構造」に変更し車格感を演出している。
更にリヤのガラス傾斜を含めてバックドア廻りもよりスポーティなデザインにしている。

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操縦安定性も、アメリカの市場で大事な直進安定性や アメリカの人が好む 軽い操作力で軽快な応答性を狙ったハンドリング性能を向上させ、SUVとは違う、OUTBACKだからできる走りを強く演出したものとなっている。

ある意味「日本にいながら独自のカテゴリーをつくり、長年造り続けて貯めたノウハウを基に進化した日本のクルマで、アメリカン・テイストが楽しめる」こんな希な価値も届けてくれた。
車格や機能 、装備や仕様などを含めてみると 「ハイ・バリューでお買い得な一台」とも思えます。

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