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【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-1.産育類 逆産三十六(本文①)

NISHIZUKA LABO

【本文①】

一、橫生者, 以児方轉身, 産母用力逼之太早, 故致児身未順而先露手臂。 但令母安然仰臥, 穩婆以手徐推児臂下体, 令其正直, 復以中指摸其肩, 弗使臍帶攀繫即生。
二, 倒生者, 因児未及轉身, 産母努力, 故令児先露足。 令母正臥, 以手徐推足入, 良久仍推児身, 徐俟轉正近門即生。
三, 偏生者, 因児未順生路, 産母努力, 逼児頭偏一遍, 雖若露頂, 実額角也, 亦照前法推正即生。 若児頂後骨偏拄穀道傍, 以手従外後傍輕輕托正即生。

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この度、古典書物「景岳全書」を少しずつ読み進めることとなり、書き下し文と口語訳、コラムを『「景岳全書」婦人科を読む』として連載します。同時に解説は山口誓己先生が担当してくださいます。「景岳全書」を紐解き、学び、臨床に生かすことで後世に伝える小さな一歩になればと考えております。【仁木小弥香】

【3.婦人規下】 <3-1.産育類> ・滑胎三十二 ・催生三十三 ・穏婆三十四 ・産要三十五 ・六逆産三十六 ・胞破産難三十七 ・胞衣不出…

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