
【経絡治療の蔵象学】Pt.4 三焦の蔵象 1/4
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1. はじめに
「三焦」は非常に難解な概念で、普通に古典を読んでも分かりにくく、何となくは分かるんだけど、はっきりしない物の1つだと思います。何故分かりにくいのかというと、この「三焦」という概念を腑に落ちるように理解するには、東洋医学の様々な思想、思考が分かっている必要があるからです。今回は、東洋思想についても少し触れながら、東洋的な物の見方、考え方を総動員して「三焦」を解説します。
「三焦」という概念は、もっとも東洋医学らしい概念であり、非常にすばらしい考え方です。逆に、この「三焦」が理解できなければ東洋医学を本当の意味で理解することはできない、と言っても過言ではありません。少し難しいお話に聞こえるかもしれませんが、何度も読み返して繰り返し考えてみてください。
では、解説に入っていきます。
「三焦の蔵象」解説に加え、経穴の使い方として、「液門」「外関」は取穴・手技を動画で詳しく解説しています。
【経絡治療の蔵象学】Pt.4 三焦の蔵象 1/4
NISHIZUKA LABO
100円

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『図解よくわかる経絡治療講義』の著者、大上勝行による電子研究所。電子書籍・ビデオ配信などにより、鍼灸・古典医学・経絡治療・東洋医学の情報配信を行います。[HP]https://www.nzlabo.com