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【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-2.産後類 産後腹痛四十八(本文①②)

NISHIZUKA LABO

【本文①】

産後腹痛, 最当弁察虚実。 血有留瘀而痛者, 実痛也, 無血而痛者, 虚痛也。 大都痛而且脹, 或上衝胸脇, 或拒按而手不可近者, 皆実痛也, 宜行之散之。 若無脹満, 或喜揉按, 或喜熱熨, 或得食稍緩者, 皆属虚痛, 不可妄用推逐等剤。

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この度、古典書物「景岳全書」を少しずつ読み進めることとなり、書き下し文と口語訳、コラムを『「景岳全書」婦人科を読む』として連載します。同時に解説は山口誓己先生が担当してくださいます。「景岳全書」を紐解き、学び、臨床に生かすことで後世に伝える小さな一歩になればと考えております。【仁木小弥香】

【3.婦人規下】 <3-1.産育類> ・滑胎三十二 ・催生三十三 ・穏婆三十四 ・産要三十五 ・六逆産三十六 ・胞破産難三十七 ・胞衣不出…

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こんにちは「NISHIZUKA LABO」です。 私たちは、鍼灸、古典医学、経絡治療、東洋医学の普及・伝承のため、電子コンテンツを活用し、出版社や部数にとらわれることなく少人数を対象にした情報発信や、販売部数の読めない若手・新人などの発掘・育成に努めてまいります。