
【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-5.子嗣類 宜麟策総論共十二段六十七<薬食薬食二> (本文①)
【本文①】
凡男女胎孕所由, 総在血気, 若血気和平, 壯盛者無不孕育, 亦育無不長。 其有不能孕者, 無非気血薄弱, 育而不長者, 無非根本不固。 即如諸病相加, 無非傷損血気, 如果邪逆未除, 但当以煎剤略為撥正, 撥正之後, 則必以調服気血為主, 斯為万全之策。 所以凡用種子丸散, 切不可雑以散風消導, 及敗血苦寒峻利等薬。 蓋凡宜久服而加以此類, 則久而增気, 未有不反傷気血, 而難於孕者也。
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この度、古典書物「景岳全書」を少しずつ読み進めることとなり、書き下し文と口語訳、コラムを『「景岳全書」婦人科を読む』として連載します。同時に解説は山口誓己先生が担当してくださいます。「景岳全書」を紐解き、学び、臨床に生かすことで後世に伝える小さな一歩になればと考えております。【仁木小弥香】