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#木曜会

木曜会レポート20180201

木曜会レポート20180201

本日、以下のとおり勉強会をおこないました。

20:00〜22:00 実技練習
22:00〜23:00 類経輪読

類経輪読では、六つの脈(緩-急、小-大、滑-濇)の甚と微によって現れる五蔵の病症について学びました。

その中で今回は、【心脈急甚者為瘈瘲】について考えてみます。
これは、心の脈が急で甚だしいとき、瘈瘲(ケイショウ)が起こるという意味です。
瘈はひきつり、瘲は弛緩を指します。

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20171012木曜会レポート

20171012木曜会レポート

本日、以下のとおり勉強会を行いました。

20:00~22:00実技練習

22:00~23:15類経輪読

【前回までの講義内容】

四季の脈・・・春は「弦脈」、夏は「鉤脈」、秋「毛脈」、冬「石脈」といったように、四季に応じてあらわれる脈の形。

この四季の脈のように、人体は四季と密接な関係があり、内因・外因・不内外因によって「太過(実)」「不及(虚)」が生じた時に病気になります。

【今回の講

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木曜会レポート20170928

木曜会レポート20170928

本日、以下のとおり勉強会を行いました。

20:00~22:00実技練習

22:00~23:15類経輪読

今回は脈色類十【四時蔵脈病有太過不及】を輪読しました。

ここでは、四季の脈と人の身体とは対応しており、また五臓とも符合していることを述べています。そして、この状態から外れて太過不及(=虚実)がおこると、なんらかの病気になると考えられています。

本文には春夏秋冬それぞれの季節に応

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木曜会レポート20170914

木曜会レポート20170914

  本日、以下のとおり勉強会を行いました。

20:00~22:00実技練習 

22:00~23:15類経輪読 

今回の輪読では、前回の『病人の情』からの続きとして『傍人の情』、『同道人の情』について述べています。 

傍人とは、病人の付き添いで来る者を指します。 大体の場合、本人が治療院に来ることが難しいと家族や友人が付き添って来られます。 

近しい存在というものはときに厄介で、自

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木曜会レポート20170727

木曜会レポート20170727

本日、以下のとおり勉強会を行いました。 

20:00~22:00実技練習 

22:00~23:15類経輪読 

 今回の輪読では、診断治療をおこなう上で、陰陽の法則に従って考える必要性を学びました。脈色類:診有十度診有陰陽には、『天地自然の道を借りて以て人の陰陽の和の尊きことを諭すなり』という言葉があります。 

天地自然の理には人間の身体も含まれており、心腎の上下の交流などは正にその形を現し

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