マガジンのカバー画像

【経絡治療からみた傷寒論②】平脉法第二

50
『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『平脉法第二』をまとめました。
『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」…
¥500
運営しているクリエイター

2018年11月の記事一覧

平脉法第二 37

寸口脈微而渋.微者衛気不行.渋者栄気不足.栄衛不能相将.三焦無所仰.身体痺不仁. 栄気不足.則煩疼口難言.衛気虚者.則悪寒数欠. 三焦不帰其部.上焦不帰者.噫而酢呑.中焦不帰者.不能消穀引食.下焦不帰者.則遺溲. 〈ポイント〉・陽虚の脈と病症 ・腑としての三焦の働き

¥100

平脉法第二 38

趺陽脈沈而数.沈為実.数消穀.緊者病難治. 〈ポイント〉・跗陽の脈が沈実のとき ・陰実と陽虚

¥100

平脉法第二 39

寸口脈微而渋.微者衛気衰.渋者栄気不足.衛気衰.面色黄.栄気不足. 面色青.栄為根.衛為葉.栄衛倶微.則根葉枯槁.而寒慄咳逆.唾腥吐涎沫也. 〈ポイント〉・気血の不足が顏に現す色と症候

¥100

平脉法第二 40

趺陽脈浮而芤.浮者衛気虚.芤者栄気傷.其身体痩.肌肉甲錯.浮芤相搏.宗気微衰.四属齦絶. 〈ポイント〉・胃の気の虚損と病症

¥100