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【経絡治療からみた傷寒論②】平脉法第二

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『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『平脉法第二』をまとめました。
『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」…
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2018年10月の記事一覧

平脉法第二 32

脈浮而大.浮為風虚.大為気強. 風気相搏.必成癮疹.身体為痒. 痒者名泄風.久久為痂癩. 〈ポイント〉・陰虚、表熱による皮膚疾患

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平脉法第二 33

寸口脈弱而遅.弱者衛気微.遅者栄中寒. 栄為血.血寒則発熱.衛為気.気微者心内飢.飢而虚満不能食也. 〈ポイント〉・遅脈と血の停滞と発熱

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平脉法第二 34

趺陽脈大而緊者.当則下利.為難治. 〈ポイント〉・跗陽の脈の病理。大緊。

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平脉法第二 35

寸口脈弱而緩.弱者陽気不足.緩者胃気有余. 噫而呑酸.食卒不下.気填於膈上也. 〈ポイント〉・陽虚による陽気の停滞とその病症。

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平脉法第二 36

趺陽脈緊而浮.浮為気.緊為寒.浮為腹満.緊為絞痛. 浮緊相搏.腸鳴而転.転即気動.膈気乃下. 少陰脈不出.其陰腫大而虚也. 〈ポイント〉・冷えと熱の同居による腹部の脈と症状

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