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【経絡治療からみた傷寒論②】平脉法第二

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『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『平脉法第二』をまとめました。
『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」… もっと詳しく
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2018年5月の記事一覧

平脉法第二 10

問曰.人病恐怖者.其脈何状. 師曰.脈形如循糸累累然.其面白脱色也. 〈ポイント〉・精神の乱れも、気血による ・脈が細くなる=血虚

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平脉法第二 11

問曰.人不飲.其脈何類. 師曰.脈自渋.唇口乾燥也. 〈ポイント〉・水分をとらないときの、脈と症状

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平脉法第二 12

問曰.人愧者.其脈何類. 師曰.脈浮而面色乍白乍赤. 〈ポイント〉・感情も身体の変化であり、その変化は脈にも現れる。

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平脉法第二 13

問曰.経説脈有三菽六菽重者.何謂也. 師曰.脈人以指按之.如三菽之重者.肺気也.如六菽之重者.心気也.如九菽之重者.脾気也.如十二菽之重者.肝気也.按之至骨者.腎気也. 〈ポイント〉・脈の浮沈に臓腑を配当する

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平脉法第二 14

仮令下利.寸口関上尺中.悉不見脈.然尺中時一小見.脈再挙頭者.腎気也. 若見損脈来至.為難治. 〈ポイント〉・脈が感じないということ ・尺中と腎

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