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デザインチームのプレゼンスを高める 〜デザインマネージャーのお仕事3

デザインマネージャーってどんなお仕事しているの?・・・を紹介する連載シリーズ。今日はその第3回になります。テーマは「デザインチームのプレゼンスを高める」です。

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3.デザインチームのプレゼンスを高める

デザイン・デザインの意図・デザイン戦略について、経営陣・ステークホルダー・メンバーへの説明責任を果たします。デザインに関するエヴァンジェリストとして、組織の中で信頼を得るため、デザイン的なアプローチを組織に組み込むため、デザインをプロダクトに組み込み世の中に届けるため、伝播し続けます。社内だけにとどまらず、デザインチームの対外的なプレゼンスを高め採用やブランディングに繋げるために、社外でも活動していきます。

デザインマネージャーとして、デザインチームがどんな活動を行なっていて、どんなデザイナーがいるのかを組織内外に伝えつづけるというのはとても大事な活動の一つです。

どんなデザインをつくったか・・・もそうですが、どんなデザイン戦略を掲げているのか、どんな活動をしてきたかなどを、経営陣に説明したり、もしくはエンジニアや他職種に説明することで
「あっ、うちのデザイナーってこんなことやっているんだ」
「こんなことを考えているんだ」
ということを伝え、私たちにはこのデザインチームがなくてはならないチームなんだ!ということを組織に浸透させていきます。

デザイナーの活動がブラックボックス化されている状態、つまり他のチームからデザイナーが何をやっているかよくわからないと思われていたり、デザイナーがやっていることを正しく理解されていないというのは、あまりよくありません。
特にデザイナーではない人には「デザイナー=美しい見た目をつくる人」のようなイメージを持たれることも多いと思っていて、イヤイヤそれだけじゃないんだよ・・・ということを伝え続ける必要もあります。

デザインチームのプレゼンスだけではなく、個々人のデザイナーの“顔を売る”ということも、デザインマネージャーの仕事のひとつです。「あぁ、あの人、こういうことやっているんだ」という風にデザイナーひとりひとりの活動内容やキャラクターを伝えていきます。そのためにデザイナーにプレゼンテーションの機会を与えていくことも大事です。
プレゼンが苦手なデザイナーも多いですよね。そういうメンバーに、いかに納得感をもって挑んでもらえるか、やらされてる感なしでやってもらえるかということも考えています。

もちろん社内だけの話ではなく、所属組織の外でのLT・イベントへの登壇、もしくはイベント運営をしたり、ブログなどを使ってアウトプットをすることで、社外からのプレゼンスを高めていくことも含まれます。「〇〇って会社のデザイン組織、なんかいいよね」と認知してもらい、ブランディング活動や採用活動につなげていければ最高ですよね。

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正直このプレゼンスを高める活動については、私もまだまだ不十分だと感じているパートです。自戒の意味を込めて書き記しました。

デザインマネージャーのお仕事・第3回は「デザインチームのプレゼンスを高める」というお話しでした。
デザインマネージャーのお仕事紹介シリーズは、noteのマガジンにまとめています↓ご興味があれば他の記事もご覧ください。

*「デザインマネージャーのお仕事」に書いてあることが正しいデザインマネージャーの業務内容だ!と言うつもりはまったくなく、筆者の経験則によるあくまで一例として紹介できればと思っています。

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