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Twitterじゃ文字数が足りない 【深夜テンションで盛大にぶっちゃけるから閲覧注意】 #20210315

線引きって大事だと思う。
距離感って大事だと思う。
好きから生じた言動が相手の迷惑になることがある。
難しいね。
歳を重ねるごとに、叱ってくれる人、注意してくれる人、諫めてくれる人が減っていく。
だから自分で気がつかないとどうにもならない。
言ってくれるうちが花だよ。
大人の社会ってね、厄介ごとは隔離するんだよ。
目を逸らして関わらないようにして、圧倒的権力に握りつぶされるのを待つんだよ。
直接言ってもらえるなんて幸せなこと。

ネット上は年齢や立場が見かけ上平たくて、いつもタメ口平気で吐く相手が実はとんでもない先輩だったりとんでもない上の立場の人だったりする。
例えばこのnoteで度々取り上げるVTuberさんをはじめとする配信者さんとは、チャット機能を通じてすごく距離が近い訳だけど、その実、舞台の上にいる人と舞台の下の観客席で見上げる人達には歴然とした差と境界線がある。
Twitterなんかでもすごく有名な方と繋がりを持てたりすることだって自分にもあって、絡ませていただくことも1度や2度じゃない。

でも、やっぱり「親しき仲にも礼儀あり」だし、語調の見かけだけじゃないお互いの意思疎通や暗黙の決まり事みたいなもんが確実にあって、それを外から見ただけの人が簡単に真似して良いかと言われればそんなことはない。
有名な方とのTwitterの絡みだって、その口調のやりとりに到達するまではいくつものやりとりがあって、お互いで構築した相互理解やリスペクトの上で許されているものだ。
ぽっと出がいきなりずけずけと踏み込んでいい領域での会話ではない事も珍しくは無いんだよ。


某推しの配信に、「配信初見です」と入り込んできたどこぞの人が例えばイジリとかの件で、その初見とやらがやり過ぎてライン越えて、他の人達からスルーされて「他の人は許されるのに自分はどうして許されないのか」ってお気持ちツイを公開状態で、しかも推しさんに直接やらかした事があって、それにその推しさんが人一倍抱え込んで頑張っちゃう人だから、思い悩んじゃった事があるのね。
自分はバカだし中身がガキだから「配信者本人と一緒に、それまで応援しあったり楽しい場所を作ってきたオレたちと、何も知らない、ただ来ただけの初見が一緒な立ち位置に居る訳ないだろう」と断じた。
先輩ファン達が配信者本人といろんな会話ややりとりを通じて、暗黙の上でのボーダーラインをわきまえて、わかり合えた上でのプロレスだったりイジリだったりのやりとりしているって事を無視して、「初見」を笠に着て「自分はのけ者で不満です」とか言ってるのって、何様かと思う訳よ。
じゃあ、今まで積み上げてきたもの全部脇に寄せて、ふんぞり返ってる初見様だけのご機嫌取りのためにそこの場のみんな一切合切その初見に合わせろってのか?ってこと。
...いやまぁ、ちょっと極論ぽいけど、ベクトル的にはそういうことだぞ。
そりゃあそれまで積み上げた歴史を全無視して、自分が気に食わないって思っただけで「あの配信の空気は居づらいです」とか言ってるんだから、当たり前だろって思う訳。お前の方があの場に合ってないんだよって言いたくなるのが人情ってもんでしょ。

「ファンになってやりに来た」と言わんばかりに来る、横柄なよそ者を仲間に入れたがらないのは至極当然だし、そういうのは基本スルーで、なんならコメントブロックだって自分は普通にするよ。
こっちはそれまで培われてきたその配信の場のラインやルールをわきまえて、周りにも配信者本人にも気を遣いつつ一緒になって場を盛り上げようとしてるのに、空気も読めない、ラインもわきまえない、やりたい放題の横柄なヤツのおかげで興が削がれるのやだもん。それを言うならこっちこそ被害者だわw
そのツイのおかげでそれまでいろんな方面からその推しさんに貢献してきて、一緒になって楽しんできた人達がすっごい変な空気になったのね。
かわいそうなのは配信者の方で、特にまだチャンネル登録者数が少ない人なら「折角来てくれたのに邪険に出来ない」って思う人だって多いだろうし、でも明らかにその場の空気に合わない言動をしてるから、それまで一緒にその場を作ってきた元々のファン達も興が冷めてしまうから本当は構いたくもないだろうしで、その狭間で自己嫌悪を起こすってわけ。

で、もう1つ過去に事例があって、すごくファンの事を大事にしてきて期待には応えたいというサービス精神旺盛な配信者さん(リアルなゲーム配信者さんなんだけど)がいて、ゲーム実況をシリーズ化して動画としてアップロードしてるのね。
とても愉快な人だし、しゃべりも上手くて見ててその明るいテンションのおかげで自分もすごく好きだしファンも多くついている人な訳ですよ。
そんな実況者さんが、たった一度だけ、ものすごくテンション低くて楽しくなさそうと言うか、気持ちも声も沈んだ動画をアップした事があったんです。
アレは自分としては忘れられない衝撃だったな。

流れとしては、とあるゲームはマルチエンディングで、その実況者さんはそのゲームがすごく好きだった。
いつものように楽しくゲーム実況をして、最終的にあるエンディングまでたどり着きました。
その実況者さんはそのゲームが好きだったので、見てる人にも遊んでもらってもう1つのエンディングには自分でたどり着いて欲しいという願いから、そちらのルートのエンディングは動画にしません、と言いました。
ところが、シリーズ最終回になるはずだったその動画のコメントには

「もう1つの方のエンディングはやらないんですか」
「もう1つのエンディングやって下さい」
というコメントが多く来ました。
その実況者さんの気持ちは度外視で、「自分じゃプレイしないけどエンディングは見せろや」と言われたのと同じ気持ちになってしまったようです。
それでも、視聴者に言われたんじゃ仕方ないと、その実況者の方はもう1つのエンディングへと繋がるゲームプレイを動画にしました。

その動画の冒頭は、とても痛々しかった。
「自分としては、みなさんにもプレイしていただきたいと願っていた」
「それでも視聴者さんにあれだけリクエストがあったならやらざるを得ないと思いました」
という旨の話をした後、それでも気を取り直してゲームプレイを始めたのですが、
「自分の想いを無碍にした人のリクエストまで聞き届けなくてはならないのか」
「自分が本当に好きなゲームで、プレイもせずにエンディングだけ見られれば満足だ、と言わんばかりなのは悲しい」

という迷いと悲しみで、その回の動画は全く楽しくなかったのです。
なんならお通夜状態。
多分、名を聞けばそんな動画が本当にあるのか!?と思うはずです。
でも、実際にあったんです。
多分今でもその動画は残っているはずです。
VTuberさんに対する行きすぎたファンチの言動に怒りがこみ上げてくるのは、この衝撃を、未だ忘れていないからです。
あの人でさえ、こうなってしまう程にやっちゃいけない事なんだって思ったからです。

どちらの事例にしろ、ファンになりに来たのか、ファンを騙ってその配信者を苦しめに来たのかどっちなんだよって思う訳ですよ。
許されるなら「そいつが泣くまで殴るのを止めない」位の気分になりますよ。

そういう事例を目の当たりにした経験から、自分は推しにそう言う悩み方して欲しくないと思うし、だからこそ推しが安心して活動するためになるならヒールを買って出る事を厭わないけど、普通はそういう人はいないからね。
しわ寄せはみんな推し・配信者・動画投稿者に行くんだよ。
だってリスナーサイドからすれば、そういうファンチや厄介者は村八分にするのが古来よりネットでのお約束ごとだもん。
「荒らしはスルーで」がお約束。
そんな無知や社会的ガキのようなヤツが出てき始めると、それまで仲間意識を持って一緒に盛り上げてくれたファン達や、その居場所を保護するために、配信側(配信者や運営など)がいちいち暗黙の規律を明文化しなくちゃいけなくなる。
単純に制限を掛けてはき違えた自由を剥奪して、その結果の副作用として、本当のファンさえも動きにくくするって事だ。
そんなヤツのためにいらない規制をかけられるのが嫌だから、そのガンを追い出したくなるのは当たり前だろ?

「仲間はずれにされる」じゃないんだよ。
「言動が場にそぐわず、厄介だから隅っこで大人しくしてて欲しい」んだよ。


ちゃんとその場の約束事やラインを抑えて、その中で目一杯楽しむっていう大前提をわきまえないから触りたくないんだよ。面倒くさい。
それを誰もその手の輩に言ってやらないし、言ってやる義理もない
そんなのに関わるのも、どうせ話の通じない唯我独尊の輩にそれを説くのも面倒だからね。割に合わない
よほど配信者やリスナー達にとって大事な人でもない限りは、別に1人でごねてるヤツがいなくなったって、それしきペラいファン精神だったと瞬時に忘れるだけだ。リスナーサイドとしてはなにも困らない。
そんな暇があるなら徹底的に視界から除外して、それまで通りの枠の中で楽しんだ方がいいし、それが目的で自分たちはその場にいるんだから。

少し前の「正解」の話じゃないけど、そこに至る過程を全部すっ飛ばしてオレ強ぇ出来るのは、ヌルゲーだけ。
人と人との繋がりや付き合いにそんなチートはない。
トライアンドエラーを繰り返しながらもコツコツと信用・信頼という経験値をきちんと得て、レベルアップするんだ。
それすらきちんとこなさない、クソザコ人付き合いレベルの輩に、ちゃんとした人付き合いをして相手に向かい続ける努力を惜しまなかった、人付き合いレベルの高い人達が批判されるのは「間違っている」


世の人間達が以前よりも責任感が薄いと言われがちなのも、そうやってきちんと人と向き合う事をした経験の薄い輩があまりに多いからだろう。
...いや、そういう経験をきちんと子供時代に重ねてきた「大人」が減ったからだろう。
宿泊学習や自然学習がストレスになるなんて言い出す輩がいる事が何よりの証拠だ。
視界も世界も狭くて、楽しみや喜びを見いだす事も出来ず、ちょっと気に入らなかったら「クソ」なんて言ってツバ吐いて逃げている。
そんなの周りから人がいなくなって当たり前だし、いたとしても似たような思考の輩の共感コロニーが出来るだけだから、そうじゃない人達からは遠巻きに見られて当然だろう。

陰キャ?コミュ障?それを理由に人に、困難に向き合わなくてもいいと?
「だってしょうがないじゃない?」
「出来る訳ないんだもの?」
弱者は保護するべき。
確かにそうだけど、堕落者まで甘やかすのとは話が違うんじゃないの?

陽キャという奴らやコミュ強とか言う人達、友達の多い人達っていうのは(ただの考え無しという可能性は無くも無いけど)大体は初めて触れる物 / 者への怖さと辛さを経験してて、それでも諦めないで繋がる努力をしてきちんと乗り切って、それを繰り返すうちにどんどん慣れてきたから、気軽に初見でもコミュニケーションが取れる。
「こういうときはこうすれば良い」って引き出しがちゃんとできる、応用が利く。
プログラムじゃないんだから正解を丸暗記して柔軟な対応なんか出来る訳ないだろ。
自分の頭で考えて言葉を紡げ。
そのために勉強が必要だ。経験が必要だ。
嫌われるから話さない、話しかけないから周りも触れてこない。

そもそも自分だって100%受け入れられると思ってこんなもの書いてない。

これを読んでクソだと思った人だって大勢居るだろう。
怖くない訳なんてない。
でも、間違いなく良いねって言ってくれる人が1人でもいる事実に救われるし、だからこそやって行ける。
動画制作も、曲作りも、人付き合いも。
殻を破るっていうのはそういうことだ。
仕方ない?
だから変わらない。

「できる人はいいよな」

これって結局妬みであってリスペクトじゃないからそういう人とは繋がれない。
両方が信頼や敬意という名の手を差し伸べてこそ繋がるんだよ。
そこを理解しない / 出来ないヤツがファンチだの(本当の意味での)厄介オタクって言われるんだよな。
視界も世界も狭いから、人間の多様性ってヤツに耐えきれないんだよ。
脳が付いていかない、未知の物への恐怖やその克服にかかるコストが膨大すぎて目が眩む。
脳死して単純な物だけ考えていれば楽だもんな。
自分で考えないで、人の言う事に反応してるだけなら簡単だもんな。ワカルワカル~。

まずは自分の言動を見直したか。
少しでも自分が周囲からどう見られるか把握しようとしたか。
是正しようと思い、行動したか。
愛される人や友達が多い人はみんなそういうこと中心近くに持って、かつ周囲を気遣って過ごしている。
敬語がタメ口になったり軽口たたき合ったり出来るのはそういう相互努力と繋がりの結果だと言う事を忘れてはいけない。
仲良くなってその濃度が薄れていく──必要ない気遣い分が削がれていった結果に過ぎない。

って言うかそんなこと、大人に向かって今更言わなきゃわかんないのか?嘆かわしいわ。

やめやめ。
ここ読むような人はみんな分かってる事だろうし、今更釈迦に説法だわ。
本当にわかって欲しい人にはどうせ通じない。
こんな記事、見出しだけでツバ吐かれて終わりだ。
リアルの社会でも、ネットの社会でも、所詮は同じ人間の話。

きちんと注意書き読んで気をつけるような人は、言わずとも分かってくれるだろうし、どんだけ見やすく、わかりやすく書こうとも、注意して欲しい人こそ全く読んでないし理解してない。


そんな経験、社会人やってりゃよくぶち当たるでしょ?
クレーマーなんて大半は自分の事棚上げだから。はぁ...

とりとめのない妄言に付き合って下さった画面の向こうのアナタへ、特大の感謝と、付き合わせてしまったお詫びを。
次こそはもっとポジティブな話題を楽しく語りたいもんです。

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