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このnoteについて -ヴィヴァルディ計画

note「ヴィヴァルディ計画」にご興味をもってご覧いただき、ありがとうございます。一昔前の言い方っぽいですがこのサイトの「管理人」のTohlと申します。

このnoteの一連の記事は、クリスマスに動画を発表することを最終ゴールとして、その軌跡を記録していくドキュメントです。今回のプロジェクトに関わる演奏者一人ひとりが自分の思いを自分の言葉で記録していくことで、「ヴィヴァルディ計画」とは何なのか?という問いに、その輪郭を明らかにしていきます。

まずはごあいさつ代わりに先日、Wakanaによる第1回目の記事「ヴィヴァルディ計画再始動」をお届けしました。今後、メンバーが持ち回りで記事をライティングしていきますので、当然演奏する楽器も違えば、生活環境や境遇も違うそれぞれのメンバーの立場から届けられるプロジェクトに対する思いや試行錯誤の様子をお楽しみください。私自身は楽器を演奏しないメンバーですが、途中何か書くかも知れません。

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ヴィヴァルディ計画とは何なのか

Wakanaの記事にもありますように、「ヴィヴァルディ計画」とはプロジェクト名のようでいて、チーム名のようでもあり、演奏会のタイトルのようでもある、少し不明瞭なネーミングです。

私個人の解釈ではこの一連の活動体がもぞもぞとうごめいているその現象といいますか、このプロジェクトを動かしているメンバーの熱意のようなものが「ヴィヴァルディ計画」なのではないかと考えています。決まった形は無く、絶えず形や色を変えてうつろっていくような、はっきりとしないもの

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私たちのやりたいこと

当初は2019年2月にInvenzione Armonicaによる演奏会としてその名前が人の目に触れました。それから時を経て2021年、コロナ禍でひとしきりブームとなったリモート合奏形式をとる形で再始動。空間に演者と観客が集まることで成り立っていた演奏会が、今や観客が不在でも配信コンサートが成立して久しいですし、演者自体が集まらなくてもリモート合奏という形も成立するようになりました。もう、誰も集まらなくても演奏会は一応成り立つ。

今回リモート合奏の手段をとるわけですが、私自身の意見としては、そんな形で実際にどれだけの人が見て聴いてくれるんだろう?という思いは正直ありました。小さな規模でも良いからメンバーみんなが集まって、その地域の方々が足を運んでくれる演奏会をする、そういう場を作ることが演奏するメンバーであるみんなのやりがいなのではないかと。

私自身、2019年の演奏会にも演者ではない裏方として関わっており、演奏会の独特の緊張感笑顔があふれる空間が好きでした。その空間に身を置くこと、音楽のある空間を生み出すことに関わることが私の楽しみの一つでした。

ところが最終的にメンバーのみんなが出した答えはリモート合奏で動画を発表すること。

そうと決まれば動くだけなので私も反対する立場でもないし、自分がぼーっとしている間に早速リモート収録の練習を始め、編集テストをどんどんやり始めるメンバーの様子を見ては「あー音楽を作るってこういう活動体そのもののことなんだな」と気づかされたのでした。シンプルに、演奏機会が減って腕が鈍るぜっていう話しでもあるとは思いますが、「音楽をやりたい!形は問わない!」とでも言うようなみんなの熱意が動くさまを見て、自分の当初の考えと違う形になった今回のプロジェクトを、改めて応援して行こう!メンバーとして関わっていこう!と思うに至りました。

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というわけで

やっぱり多くの人に見てもらいたい。始めたばかりの無名アカウントですが、noteを書いてプロジェクトの足跡を残しながら、動画の発表までメンバーの機運を高める助けができればと思っています。

彼らの熱量を純度高くお伝えできるように更新を続けていきます。2021年12月まで、はたまたその続編があるかも知れませんが、しばらくの間お付き合いください。

Text:Tohl

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