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「心と心」を繋ぐ-和みの会話力

思いやり、おもてなしの会話力

会話イメージ図

人と触れ合う時間が長く、会話をする機会の多い、
お仕事に従事されている皆さんにお薦めします。

※(和食、懐石料理、旅館、水商売のお仕事や美容、
 エステや介護などのケア関連のお仕事をしている方々、
 一般の仕事では官公庁・会社の受付や窓口、
 相談や問阿保瀬などに従事する方々)

自らの心を伝え、相手の心に響く会話には
マナー(思いやりの表現)無しでは出来ません。
話をしたり、聞いたりすることは、人と人との繋がり、
触れ合いのある日常生活でなくてはならない大切なことです。

おもてなしや普段の会話は
「十人十色、百人ならば百通り。」


このように相対する様々な相手やスチエーションで
同じ内容や話し方の会話は殆どありませんし、
会話の内容は、その場であっという間に消えてしまいます。
当然ながら、金庫に入れて大切にしまっておくことなど到底出来ません。
このような特質を念頭に置き、おもてなしの会話を
するために、会話の礎ともいえることをシッカリと
理解し、認識しておく必要があります。
心の通ったおもてなしの会話は、
マニュアルにして残しておくことは出来ません。

以下、おもてなしや大切な人との会話の為に知っておき、
身に着けておかなければならない幾つかの
ポイント修得しておくべきことを記します。

★接客や接遇サービスの場で、おもてなし、
 思い遣りの心を伝えるには、話す言葉だけでなく、
 話す際の表情、姿勢、態度、
 配慮を表す仕草は必要不可欠なです。
 この表情や態度などと共に、話し方、
 特に声と目の表情には、話す相手への心と、
 その人の心が表れます。
 そのことを意識して話すようにすること。

 耳に快く、聞き取り易い声、話す内容に合った口調で
 話すことは、誰にでも好感を与えられます。
 イライラ調、どなり調、気のない調子、大きすぎる声、
 ささやき声などのネガティブ的な話し方、
 早口や抑揚のない口調は、おもてなしやビジネスには不適切です。
 顔に表情があるように、声にも表情があることを自覚しましょう。

 適度なスピード、ハッキリした発音は、口の開き方、
 舌の運び方、間の取り方、呼吸の仕方の要素が
 結びついて出来ることです。

💞心と心を繋ぐ話し方【ポイント】 


1.「話」の字構成「心+口+舌」を常に意識する、
  それはあなたの心を伝え、表す心の活動です。

2.言葉の語彙や内容をよく考えた上で一言一句を話すこと。

3.話す相手に答えを強要する話し方は、
  相手の心の窓を閉ざすと心得る。


4.感動や感謝といった離す相手からの見返りを
  心に抱きながらの会話や接客応対サービス上で
  言葉使いは避ける。

5.はい、失礼します、恐れ入りますなどの、
  ひと言の重みを意識して話す。

6.「。」「、」句読点の間を意識して会話することも大切。


7.発声、発音を正しくする。
(気配りと思いやりの会話)
 ・口ごもった発音は聞きづらいだけでなく、
      自信がなさそうにも聞こえます
 ・口をハッキリ開けて正確な発音をします
 ・腹式発声で話をします
 ・歯切れよく、明瞭に発音する
 ・あごを十分に開いて発声する

8.時、場所、目的(T.P.O.)に合わせた声量で話す。
  その場に合った声になるよう、ボリュームを調整します。

9.内容によって会話に合わせたスピードを身に付ける。

10.相手の年齢、性別、資質、地位、キャリアなど
         相手にマッチした言葉を使って話す。


11.時、場所、目的に合った口調を身に付ける
  (口調=優しく・力強く・語りかけるように
       諭すように・穏やかに・抑揚etc.)
    ※あなたは、日常の会話、
      おもてなしに何通りの口調で会話出来ますか?

12.言葉はイントネーションにより、
   相手を不愉快にさせてしまうと心得る。

   どんな簡単な言葉でも、語尾の変化や
   イントネーションに十分気をつけましょう→表情のある声

13.言葉を生かす話し方→明るい口調で
         →判り易く→肯定的に→正しい言葉を選ぶ。


14.言葉の使い方
  会話やコミュニケーションは、
    「言葉」という手段なしでは、得ることはできません。
  言葉づかいや、話し方が正しくないと、伝えたい事も伝わりません。

15.会話内容によっては、自信と信念を持って誠実に話す。

16.内容を、その時の閃きやその場の思いつきで
   組み立てることは避け、考えて組立てる。


17.目的をまとめて置き、先ず伝える。

18.適切な敬語を使い分ける。

   相手の立場を認め、敬意の表現として使うことにより、
  スムーズな潤いのある人間関係を保つために、
  欠かせない言葉、それが敬語と心得る。

決して相手に「見返り「」を求めない、
心の篭った思い遣りの会話力、おもてなしの会話力は、
相手の心に響き、魂を揺るがし、感動を与え、
心温かな余韻や一期一会の思い出を残します。

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