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サービス業従事者-基本心得(3)

“自信と信念を持つ” 


 何かひとつでも、他人より優れている、
他人には負けない、と思えるもの=自信
(意識・信念・信条)を持つようにしましょう。

自分の個性・チャームポイントや容姿、
好きな活動に関するものでも良いでしょう。

スキル、感性、性格、人格、信条、
心を和まし、励ます音楽や色々な名言、
ファッションのセンスでも良いでしょう。

何かに精通している、詳しいといった
専門分野を持つ事でも良いでしょう、

好きなスポーツでも、芸や趣味や個性、
(得意なパフォーマンス)でも良いでしょう。

要するに何でも良いの、何でも良いから
一つでも自信を持てるものを持ちましょう。

“積極的に歩みよる”

=共感・共有・同一目線

その場その時、相手の状態、
置かれた環境を把握した上で
適切な状況判断しその人に合わせた
適時。適切な言葉使いをしましょう。

同時に、お客様の外見や先入観、
感情的な私的な見方、と言った
意識のフィルターはかけないで
平らな心を以って、素直にありの侭
を受入れられるように努めましょう。

例えば、名前を辛うじて覚えている
程度の方や、誰かのお連れの方など、
多少でも面識がある人に対峙する際は、
こちらから積極的に笑顔で挨拶し、
進んで会話をするようにしましょう。

自分が相手の気持ちになって、
逆にそれをされた時の自分の気持ち
を思い浮かべてみるようにして下さい。

相手の方や、その背景にいる方々に
どのような印象を持つでしょうか?
 “話し上手は聞き上手”
話は、心で聴き(素直の意)と両耳で
確り聞き入れ人間力を発揮しましょう。
その場その時のむ相手の状況や立場を理解し、
一方的に話し続けることは避けましょう。

“自分の為に仕事をする”

先ず、自分の成長の為に仕事をして下さい。
人は、自分のことが一番大好きで、
大切に感じ取り、最も愛しています。

でもその自心を偽ったり、言訳や嘘を
ついたりしてはどんな仕事であっても、
私生活においても上手く行きません。

あなたが仕事を覚え、活躍することにより、
会社は発展を遂げ上司の刺激ともなり、
同僚も頑張り、部下の目標になります、

そして、あなた自身の公私の認知は勿論、
評価もおのずと上がることでしょう。
よく、
自分の評価は他人の評価に委ねる
と言われています。
自分は会社のためにこれだけやっている
みんなとのバランスを考えて行動している
あいつは自分が支えて導いて
 やっているから今の地位がある

などと、言っても誰も相手にしません。

逆に、確りと数字を出している人や、
本当に会社を支えたりバランスを
取ったりしている人は、自らの言葉を
発しなくても上司・同僚・取引先、
皆が見ていて評価すると意識しましょう。

“出来ないとやらないは違う”

仕事と言われるものの中に不可能は
余り存在しないと言っても良いでしょう。

ただプロセスの段階で時間がかかったり、
不足の物や人の要素・要因が多かったり、
実現までの道則が険しく、 達成が難しい
仕事や事例は多々あるかと思いますが、
大概のことは実現可能であると捉え、
何事も、本気でやれば出来ると捉えましょう。

ただ、多くの人が計画段階、若しくは
挑戦する前から、自らの気持ちに背を向けて
挑戦しないで諦めてしまっているだけです。

まずは一歩踏み出して、死に物狂いに
なって果敢にチャレンジしてみて下さい。

意外と今迄にない新しい力が湧き出て、
何でも出来るよえに成れるものです。

それが喩え失敗したとしても、やがては、
自信や経験という大きな力となるでしょう。

“人のせいにしない” 

(責任転嫁をしない)
人は何かにつまずいたり、挫折したり、
失敗したりした時、人間はどうしても
他人や環境など、 自分以外の何かしらや
他のモノのせいにしたり、自己逃避しがちです。 

どのような状況であれ、どんな立場であっても、
最終的に判断を下すのは自分と認識することです。
確かに色々、横槍を入れてきたり、足を引っ張ったり
してくる人はどうしても存在します。

また、様々な甘い言葉や、誘惑、若しくは
権力や暴力を傘に着た、様々な威嚇・恫喝
の言葉や恐怖の行為を与える人もいます。

正しい判断(※正しいとは人として)を
誤らせる要素は限りがありません。

それらに決して屈せず、自分が本当に
正しいと思う判断をして実行して下さい。
そして、結果として失敗をしたとしても
後から人のせいや後悔したりしないで下さい。

“時間を守る” 

(時間厳守は思いやりのモノサシ)
約束の時間を守らないということは、
約束をした相手を待たせるということになります。
即ち、相手から貴重な人生の時間を
奪っていることになります。(時泥棒)
増してや、社会人として活躍できる
時間は更に大切であり貴重な一時です。

たかが、10分、15分の遅刻と軽く考え
決して侮ってはいけません。
人の一生(生涯)は、人により様々であり
その命は限られています。 (=宿命)


あなた個人のプライベートな時間は、
どの様に使おうが関知しません。
しかし、時間というものに自分以外の
「相手」が介在する時は別の話です。
 
お互いのために、
約束した時間をきちんと守りましょう。

相手との貴重な時間を守れないことは、
相手の人生の一時を奪うのみならず、
場合によっては相手からの信用信頼も
同時に失う結果になり兼ねません。

一度失った信用信頼を取り戻すのは
大変な努力と時間、労力が必要です。

約束を守る(約束=人としての責任)こと
時間を守ると重複しますが、常日頃から、
約束は絶対に守る意識を持ちましょう。

その意識は、当然ビジネスマンとしても
当然大事ですが、人としても大事なことです。
「出来ない約束はしない、
 約束したからには必ず守る。」

これが出来なければ、ビジネスマンと
しても人間としても信用信頼は勿論
大切な人とその人脈を失うでしょう。
その場の軽い気持ちで簡単に約束する前に、
その内容を吟味する意識を持ちましょう。
=(機知意識)

“一体感を持つ” 

(仲間意識を持つ)
会社=組織には営業、経理、総務など
色々なセクションが存在しています。
自分が組織内のどんなセクション、
どんなポジション(=立場)であれ、
また、どんな業務内容であっても、
外部の人間(取引先や顧客)から見れば、
同じ企業・組織、一つの社格として見られます。

“電話応対や挨拶で企業(店)が判る” 

自分の担当部署ではないからと言って、
自分には直接関係ないといった自己中心的な
考え方や取組姿勢はキッパリと捨てて下さい。

全てが自分の仕事であると捉えて、
企業や組織(=店舗)に属している以上、
皆さんは同じ目的を持ち、同じ方向を
目指す志を持っている仲間なのです。

“細部に拘りを持つ”

配慮=五配り✙α(目配り、気配り、気遣い) 
 
お客様が気付かない細かい所にも
意識と拘りながら仕事をしましょう。
社内=職場のちょっとした汚れやゴミくず
も気が付いたら即時に処理しましょう。

そんな処は一々見ないよ、と思われる
かもしれませんが、喩えお客様来店者が
気付かない所でも自分達や他の社員の
目に入る所は多々あると思います。
その時のことをよく考えてみて下さい。

例えば、あなた新入社員で入った会社が、
受付などの表向きは綺麗でもデスクの
下や扉の奥を見たらとても汚れていて、
埃やゴミだらけだったりした場合などに
どんな気分になり、どう受止めるでしょう?


喩え小さくても、物事や人、仕事への
拘りは自分のためばかりか人のためもなり
強いては会社のためになると意識しましょう。

“報い、認め、讃え合う” 

(承認欲求満足は人間関係の始点) 
 
市日と上の悪い所や、間違っている所を
指摘することも確かに大事なことですが
しかしそれ以上に大事なのは、
誰かが良いことをした時や素晴しい仕事
をしたらと感じたら 先ずその結果を認め、
皆で「凄い・素敵だ」と讃え合いましょう。

人はそれぞれの複雑な感情も入り、
中々素直に評価診断することは
難しいこともあるかと思いまが 、
自分が素晴らしい仕事したのに、
誰も認めてくれず、讃えてくれず、
何の認知行為。評価も無かったとしたら
どういう気持ちになるでしょうか?
相手の立場を考えた言動、態度を意識しましょう。

“他人の長所を見つける”
 

対人関係力≒(コミュニケーション) 

この世の中に、100%誰から見ても
完璧な人間は存在しないでしょう。
誰でも良い処も、悪い処も持っています。

人の短所は、目に付き易く見つける事は
わりと簡単なことですが、難しいのは、
人の良い処、優れた処、長所を見つけるです。

これは、
相手との関係により時に感情が絡み、
素直に認めることや褒めることが
簡単に出来ないかもしれません。

でも、良いところは良い・素敵と素直に
認めて、評価し、称えましょう。
悪い所探しばかりをしないように心し
認め褒め上手になれるよう努めましょう。

“人は財産、大切な人の大切な心・物を大切に”

一緒に働く仲間、取引先のスタッフ、
仕事を通じて出会った全ての人が、
あなたの
大切にしなくてはならない
 掛替えの無い尊い財産
」です。
これから先、あなたがどんな仕事を
しようが、どんな人生を歩んでいこうが、
知り合った方々は、お互いにとって、
時には良きパートナー、時に良きアドバイザー、
ライバルとなり、大きな力とになり得る、
無限の可能性を秘めているのです。

仕事を抜きに考えても人として出会いは
宝物であなたを「大切な人」と思う人が、
多ければ多いほど、 幸せで豊かな人生
を歩めると言うことを尻労と自覚して、
積極的に人との出会いを大切にしましょう。

日々「自分ためより、誰かのために」
の心を意識した心身の活動していると、
何らかの形で自分の元へに返って来るものです。

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