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街造りは、人創りから

人々の『絆』と街造り

信頼と絆

わたしたち日本人の生活環境は、
会社や組織を中心に考える塊(集団)
の生活から個人生活を軸=柱に考え
思考し行動する個人優先即ち【個】
の時代へと変化して来ています。

更に我が国では、
少子高齢化社会が始まり、
数年前からのコロナ感染症で
経済状況が悪化してきつつあり、
益々格差社会になっている現状です。

このような社会環境の前にも
未曾有の東日本大震災被りました。

落ち込んだ経済、被災地の復興・復旧
に取組むために【街造りは人創り】
からの取組みは、大震災を被った被災地
ばかりか今後の日本全国において健全で
豊かな社会環境を創る為の大切な
キーワード≫であると考えます。

この人創りの≪キーワード≫
一つは、日本人独自の「人間力」
でありそれは触合い繋がりを持つ
人々がお互いに目に見えない処まで
心遣いをし相手を思い遣る心を表す
日本のおもてなしの心=和の心を国民
一人ひとりが持つことであると思います。

また、私達一人ひとりが日々触合う周り
の人達へ「思い遣る心」で接すること
でもあると言っても良い考えられます。

そしてそれは、
日本のおもてなしの≪原点≫であります。

思いやりの心

「日本のおもてなしの心」
の表現と伝達の第一歩
は、
互いの心の窓を押し開くこと
(=挨拶の語彙)である≪挨拶
の活動から始まります。

この≪挨拶≫はあらゆる場に於いて、
円滑な人間関係に不可欠であり大切で、
同時に、心の感じる挨拶力の修得は
今後の日本の復興にも欠かせない
心身の活動と取組みを表すことであり、
一人の人間としても身に付けるは大切です。

日本人の【人創り】の「原点」は、
和のおもてなしの心であり、簡単そうに
見えても意外と奥深い挨拶力とも言えます。

同時に【街造り】は、
目に見えるものや形を作る原動力となり、
基礎となる街を創り上げて行く「人の心」
を最も重視した取組み姿勢である
「人間力≒人創りの創造から」
ではないかと考えます。

前のNHKの大河ドラマ「篤姫」で、
「徳川の時代は終わっても
 徳川の心は残る」

の言葉にあるように形の在る物は、
いつか消えて無くなってしまいます。
しかし行いの結果や心は人が生きている
限り永遠に消えずに残るものである
と言う意味の言葉に表現されています。

東日本大震災に見舞われ、
少子高齢化の社会環境だからこそ、
今後の復興に向かう被災地を含め
全国のシャッター街を無くす上でも、
一人ひとりの心を大切にする人間力
=「にんげん力」を育くむことに
重きを置かなければならないと思います。

古より倭の国と言われた日本には、
伝統である素晴らしい唯一無二の
「おもてなしの文化」があります。

その文化には、
現在の少子高齢化社会の中で復興や
GDPUPに立ち向かって行く人々の
心を支え被災しなかった人々の育む
ための教えや学びがあります。

被災地でこの様な寒く厳しい状況下
においても、多くの被災者から、
自分のことより周りの人を気遣い、
思い遣る、心に響く温かなコメント
が沢山聞かれました。

余談ですが今年成人した若者の中にも
これと似た心優しい言葉が聞かました。

このような中でも「思い遣る心」を
決して忘れない被災地の人々の優しい言葉
に強く心を打たれ、本当に頭が下がります。

これから復興に向けての街造りを
しなければならない被災地で今こそ、
街造りをする一人ひとりの人々が「人間力」
の原点であり「心の礎」となる互いに相手を
心身共正対しに確り見つめる「思い遣る心」
を強く持ちながら、社会生活のルールや
モラル(コンプライアンス)を守りながら
個々人の思い遣りを形として表現する
<マナー>の大切さ
をより強く認識する
必要があるのではないかと考えます。

そしてそこから、
人と人との繋がりが生まれ、
やがては太い『絆』となり、
様々な人が結び付き其処から
色々な物事が創造され生まれます。

大切な人

大切な人の、大切を、大切にする」 
この「思い遣りの心」は、
この心は被災地を支援して行く私達
一人ひとりが永遠に忘れてはならない
ことであるのでないかと思います。

人間力のイメージ図


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